PPC音楽検定オンラインも行われました | ピアノ教室『ムジカハウスK』の徒然日記

ピアノ教室『ムジカハウスK』の徒然日記

千葉県市川市のピアノ教室「ムジカハウスK」です。アットホームな空気と笑顔いっぱいが自慢の教室です。
質の良いレッスンができるよう教える側も研鑽を続け生徒さんと一緒に歩んでいます♪

おはようございますクローバー

千葉県市川市のピアノ教室

ムジカハウスKのKazuです。

 

昨日に引き続き

PPC音楽検定についてです。

PPC音楽検定の同日の朝、

オンラインも行われました。

 

今回印象に残った

メキシコシティ在住の

生徒さんをご紹介します。

 

彼女は日系ですが言語は

スペイン語と英語。

 

というわけで英語での

受検でした。

 

オンラインでは

①初見演奏

②スケールアルペジオ

③演奏

 

この3科目です。

 

Yちゃん、

緊張して手が震えたそうですが、

審査していた私には

そんなことは全く感じさせない

落ち着いた様子でしたウインク

 

対面に比べてオーラルが

(今のところ)ありません。

 

時間的に余裕があるので

ところどころでアドバイスを

することができました。

 

初見演奏での

 

I‘ll give you another chance.

 This time, try playing

 with more dynamic contrast.

もう一度チャンスをあげるから

次はダイナミクスの幅を

大きくしてみようね

 

そんな会話の後の演奏。

 

やはり私達日本人とは

一味違うようです。

 

クレッシェンドは

音量よりも感情が優先されて

それが音になるのです。

聞いていて

なんとも心地よくピンクハート

 

これは他の海外の生徒さんに

共通することで

ムジカハウスの生徒さんに

私が全力で伝えているレッスンでの

ポイントの一つです。

 

このYちゃん、

スケールも正しく正確に

かつ美しく弾けています。

 

この美しさが日本人の生徒さんと

少し違います。

ここにも海外の生徒さんに共通の

ものがあります。

 

どちらも美しいには

変わりないのですが

目線の違いがおもしろいですビックリマーク

 

日本人の正確な均一な

上行=crescendo

下行=dicrescendo

誠実な私たち。

 

反対に不揃いの美?

バラバラという意味ではありません。

彼らの音には

なんとも言えないあたたかさ

存在するんです。

音と音の間に空気を感じている

というか。

 

私はこの差については、

言語に関係しているのでは

ないかと思っています。

 

日本語は発音が原因で

カカカカッ

となりがち

 

ですが、

 

英語をはじめとする言葉は

トゥル〜〜ン

 

一本の流れの勢いやなめらかさ、

日本語を話す私たちが

西洋の音楽をするということとは?

 

そんなことを改めて感じた

オンラインの審査でした。

 

私も生徒さんには

言語や文化の違いを含めて

伝えていかなくてはと

再確認しました音譜