おはようございます。
千葉県市川市のピアノ教室
ムジカハウスKのKazuです。
4月から5月にかけて
タイトル通りの「破門」
1ヶ月間それはそれは
辛い気持ちを抱えていました。
35年の指導人生で
生徒さんを「破門」は初めてです。
入門して最初の数ヶ月、
ちょっと教育に関しての
考え方が違うかもと思っていても、
しばらく時間をかけて
ていねいにレッスンして
お付き合いしていくうちに
レッスン内容も子供達との関係も
信頼していただけるようになり、
お互い心地よい関係を
見つけてきました
今回は同じトピックで
繰り返すこと3回目‼️
ピアノのレッスンについて、
ドイツ人のパパと
ものすごく踏み込んだ話を
しました🇩🇪
ドイツ人のSちゃんとKちゃんの
姉妹2人のレッスンを
初めて2年でしょうか。

私のレッスンでは
最初の数年は
曲が弾けるようになることよりも
その土台づくりの期間です。
ていねいに
正しい譜読みの回路を
作ること
譜読みとは
ドレミとリズムが読めること
だけではありません。
フレージングやカデンツ、
楽曲分析(形式)を考えられるように
難しいテクニックを
ある程度自分で理由を洗い出し
クリアすること
わからないことは
私に説明して質問できるように
短期的な目線か
長期的な目線か
私はかなり長期的な目線で
特に最初の数年の
あゆみはゆっくりでも
みっちりしっかり
教えています。
大変でやりがいがあり
責任が伴う部分。
長いピアノのレッスンの中で
特に好きな段階です
日本人と欧米人の
違いでもあるのでしょう。
指導法について両親が
何度も何度も
「どのくらいの期間でどうなるか」
それを聞いてくるのです。
生徒さんによって違いはあれど
大体のところは
経験上わかります。
私の方法でやれば…
ががっっ
このドイツ人の家庭では
日々の練習の中で
ママが過分に介入してしまい
子供さんの代わりにママが
譜読みを手伝ってしまうのです。
どのくらいで何ができるか
全く答えられない…
このペースでいけるのも
今だけよっ
手伝っている限り
どこかで頭打ちよっ
そうずっと伝えていました。
英語だとなぜかストレートに
言えてしまうのは私だけかしら
日々の練習でのママのお手伝い…
それははっきり言って
弊害でしかなく、
せっかく子供と私が一緒に
何を描こうか考えて
まずは筆の持ち方や
持つための筋肉をつけようと
いう大切なときに
勝手に 筆を持って
絵を描かれてしまったら…
真っ白なキャンバスを
汚してしまい…
その消す作業は
可能な部分と不可能な部分が生じ、
大変な時間と労力の無駄が
生じてしまうのです
というロジックで
ママが良かれと思って
やっていることで
レッスンが乱されていると説明。
この時点でママはパニックで
どうして良いかわからない。
そしてここは
日本よりもはるかに教育に関わる
パパの出番。
ママに代わって私と
話し合いです。
この悪のスパイラル、
今回は実に3回目
ママが良かれと思って
やってくれていることで
子供が日々ピアノに向かうのが嫌
(ママが怒るから)
ママの方法だと
繰り返し練習が必須。
意味のない繰り返し練習は
楽しくない
今回は私も限界です
私の指導方法に
賛同できないなら
他の先生を探してね
そう伝えて
私の指導人生初めての
破門を言い渡しました
日本人ではないので
ハードな話し合いも
感情的ではなく論理思考です。
数回の話し合いを経て
パパもママも
子供達にとって何が一番かと
本気でよく考えてくれて、
子供をよく見せたいと思うあまり
がんばり方を完璧に
間違えてしまった
ママは今後はStep Backし、
子供達が私と一緒に
自分で歩むのが
ゆっくりであっても
見守っていく決意を
伝えてくれました。
ご興味ある方は最後にメッセージを
原文のままつけてあります。
お読みください。
日本人と欧米人。
疑問や問題点があったら
率直に意見をいうやり方、
子育てに関しての
パパとママの距離感、
私との世代の差もあるかな、
背景には色々な文化の違い。
でも子供に対しての愛情を
まっすぐに感じ、
なお一層ドイツ姉妹のことを
大切に育てていこうと
思える出来事でした

今はママが隣にいない
私とのレッスンを
子供なりに一生懸命
がんばっています
そして私の指導者としての
ありかたも
もう一度考えるきっかけと
なりました。
生徒たちにとって
「何のためのピアノ」かを
より深く責任をもって
レッスンしていこうと思います
We have never doubted the long-term vision.
We believe in what you are building with them,
and we are grateful for your patience in getting there.
Reflecting on the past weeks,
my wife and I realized that we have sometimes stood
in the way of our own children, with the best intentions,
but perhaps not always with the best effect.
We are taking that seriously.
Going forward, I will take a small step in —
simply to make sure the girls are ready
when the lesson starts,
and to give a gentle reminder or two during the week.
Nothing more than that. The teaching is yours.
I truly believe that learning an instrument is
always a journey between a teacher and a student.
You bring the skill, the patience, and the care —
and we can see how much you genuinely love
teaching them.
Our role is to support that relationship,
not to complicate it.
私たちは、
長い目で見たあなたの教育方針を
ずっと信じています。
子どもたちのために根気強く
向き合ってくださっていることにも
感謝しています。
ここ数週間を振り返って、
私たち親が良かれと思ってしたことが、
結果として子どもたちの成長を
少し妨げていたかもしれない、
と夫婦で感じました。
これからは、私は少しだけ関わるようにします。
レッスン前の準備を確認したり、
週の中で軽く声をかけたりする程度です。
教えることは完全にあなたにお任せします。
私は、楽器を学ぶことは先生と生徒が
一緒に歩むものだと思っています。
あなたの技術や忍耐、
そして子どもたちへの愛情は
本当によく伝わっています。
私たち親は、
その関係を支える存在でありたいと思っています。