久しぶりのお絵かき | 京都 昭和レトロ いっぽう堂

京都 昭和レトロ いっぽう堂

昭和レトロ雑貨・おもちゃのお店です。

京都市中京区岩上通三条下ル下八文字町685
営業時間   13:00 ~ 20:00
電 話   090-1480-8971
定 休 日    木・日曜日 ・雨の日


みなさん、こんにちは。

今回は、年末からやっていた仕事のひとつを
ご紹介いたしましょう。

先々月、僕の知り合いが『昭和レトロ 秘密基地』を
オープンされたということは、ブログで書きましたが、
実は、その『秘密基地』さんから、
チラシの製作を依頼されていて、この一ヶ月くらい、
仕事の合間にデザインをしていたのです。

僕は、前々から、絵は描くのですが、
今回、昭和レトロな坊やと嬢やのキャラクターを
描き起こすということで、まぁ~、苦労しましたねぇ~。

自分の描きなれた絵ではなく、
全く描いたことのない昭和レトロタッチで、
しかもオリジナルということで、
まぁ~、何度も言うようですが、苦労しました。

それでは、作業工程を見ていきましょう。

まず、嬢やのキャラクターから取り掛かりました。



まず難しかったのが、顔の輪郭で、
自分の前からのタッチが混ざると、
今風な顔にすぐになってしまうのでした。
どこかあか抜けない輪郭を作り出すまでに、
何十枚も絵を描きました。

上の写真は、その何十枚を経て、
だいぶ絞り込まれた子たちです。



顔の輪郭、目の形、目の中の星の数が、ある程度決まれば、
あとは髪型をウィッグのように組み替えていくだけなので、
そこまでくれば、こちらのものです。
上の写真は、嬢やのキャラクターの決定稿です。



最大の難関は、この坊やでした。
なにせ、嬢やの方がまつ毛バチバチの顔をしているので、
その嬢やの隣に並べたときに、不釣り合いにならない顔を描くのが
とても難しかったのです。
実際、この坊やは、なかなか生み出すことができず、
『秘密基地』さんの店に赴き、ながちゃんさんとまこちゃんさんに、
ああでもない、こうでもないと言ってもらいながら、
お2人の目の前で描き上げました。
(このお2人は、さすがに目が肥えていらっしゃるので、
指摘も恐ろしいほど的確なのです)



坊やと嬢やのエンブレムマーク用、彩色前原稿。
これはもう、清書です。
マーク的な絵は、表情、顔の角度、すべてに、丁寧な、
カッチリ感が求められます。
ピンと張り詰めた、緊張感が出ないとダメです。



彩色完了。
ちなみに、色指定はながちゃんさんが指定してくれました。

さあ、エンブレムマークが出来上がったら、
次は、いよいよチラシそのものにかかります。



鉛筆での下書き。
ちなみに、僕の作るチラシは、オール手描きです。
なにせ、コンピューターは不得意ですからねぇ。
文字も手書きしますよぉ~。



ペン入れ完了。
これは、もう清書です。
白黒で仕上げるのではないので、まずこのように
ぬりえ状態にしてしまいます。

はみ出さないように、きれいな線を描く努力をします。
このペン入れの作業が、一番難しい、神経を使う
作業と言ってもいいでしょう。



彩色完了。
ちなみに、テレビの画面には、『秘密基地』さんの
店内写真が入る予定です。
どんな写真が入るのか、僕は知らないので、
出来上がりが楽しみです。



いやぁ~、久しぶりに絵を描きましたが、
描いてる途中はとってもしんどいのですが、
描き終えると、とっても気持ちが良いものです。

次は、自分の店のチラシを描くつもりです。
いっぽう堂のマスコットキャラクター、「いっちゃん」の
完成を、お楽しみに。



インスタグラムを始めました。

ぜひ、ご覧になってくださいね。

https://www.instagram.com/kyoto_showa_retro_ippoudou/



ランキングに参加しています。
皆さまの清きワンクリックを!

 


 

いっぽう堂

京都市中京区岩上通三条下ル下八文字町685
営業時間     13:00 ~ 20:00

電  話      090-1480-8971
定 休 日       木・日曜日 ・雨の日