不妊治療のターンに入るところですが、
忘れちゃうので、記憶が新しいうちに、
先につい最近の子宮と卵管の全摘出について残しておこうと思います
時間軸的には、ここから10年あきます
私はこの10年間の不妊治療生活の中で、
大袈裟でもなんでもなく、3度、命を落としかけています。
詳しくはまた追々記録に残していくつもり。
直近の3回目は、2023年のゴールデンウィーク。
DIC(播種性血管内凝固症候群)、敗血症、急性腎不全で、
輸血、血小板輸血、緊急人工透析までしました。
DICや敗血症。
入院患者さんでもよく命を落とされる病名です。
私は病院勤めで、エセ医療知識があるので
採血データや病名を聞いた瞬間に
死ぬかもしれない
というかよく生きてるな今…
と思いました。
担当医からしても、
「よく生きてたね」
「もうちょっと高齢だったら確実に死んでたよ」
のレベルでした。
関係ない笑
3度とも、子宮腺筋症に感染が合併した子宮内感染から重篤になった状態で、
全て、この子宮ちゃんが元凶でした
3回目の時は、担当医から
「妊娠出産希望じゃなければ、今回もう子宮とってしまいたかったくらい!」
と言われたし、
今後の不妊治療や妊娠出産についても考える必要があることも、話をしました。
入院中からレルミナ(保険適用の半年を過ぎてからはジェノゲストに変更)を内服して生理をストップ
退院後の外来フォロー中、
担当医転勤に伴い、担当医よりずっと上の上司にあたる女性医師に変更になりました(入院中の回診で面識はありました)
担当医は、妊娠中&後期流産の時の先生で慣れていたのと、年齢が近くてフランクな話しやすい先生だったのでショックを受けつつ、
でも先生が変わったこれもいい機会だと思って、
今後の不妊治療や妊娠出産について改めて聞いてみました。
これまでの経過を知っていると、
産婦人科としては母体優先である以上、
妊娠出産はいいとは言えない
子宮腺筋症があると、カイザー(帝王切開)もリスクが高い
妊娠中は血流が多いから大出血するかもしれない
そもそも生理出血が起きることで感染リスクがあると考えられるから、出血がないかもヒヤヒヤしている
不妊治療を続けるということは、生理を起こさせるということ
それ自体がリスクだと考えている
すごく丁寧に応えてくれました
そこから、考えて考えて、夫とも話し合いました。
…というより、実質、
子宮摘出=不妊治療強制終了=妊娠出産は諦める
しか選択肢がなかったなと
不妊治療はもうできない
子宮摘出の手術を受ける
子どものいない人生を送るのか、
それとも
何かしらの方法で子どもを育てる人生を考えるのか
夫と話をして、
ああ、この人はやっぱり子どもが欲しいという気持ちに揺らぎがないんだな
と思いました。
🐈⬛neko