連休中は、法事があり親戚のところへ行っていました。
その中には、1歳半になった女の子がいて、もうみんなのアイドル状態。
抱っこされたり、遊んでもらったり、お世話することで大人たちが元気をもらっているんですね。
それを見ていて「みんなこんな子ども時代があったんだろうなあ」って、ふと思いました。
何もできなくても大事にされ、ただ居るだけで愛される存在。
きっと誰にでも、そういう時があったはずですね。
でも、大人たちには、かわいがるだけでなく、「育てる」という仕事もあります。
育てるには、ただほめたりチヤホヤしたりするのではなくて、危ないことから守るために、叱るのも必要なわけです。
その子も、お焼香をさわりそうになったりと、叱られる場面がありました。
もちろん子どもですから、分からなくて当然で、泣いたりもします。
それでも、ダメなことはダメ、と教えなくてはいけないんですね。
私たちは大人になって、あれがダメこれがいけない、と自分で自分を抑えるようなことを考えがちです。
そんな時、子ども時代の「ダメと言われた」「怒られた」という記憶が反応していたりするものです。
否定された記憶が多ければ多いほど、自分を否定する気持ちが湧いてきやすくもなります。
けれど、本当にそれが自分を丸ごと否定された出来事だったのか?というと、実は、そうでないことがとても多くって。
危険なことを避けるために必要だったこと
親に余裕がなくて、十分にできなかったこと
周りにいろんな価値観の大人がいて、親だけの意見が通らなかったこと
など、そうするしかなかった出来事もたくさん含まれています。
悲しいこと、辛かったことを思い出しやすいのは、それが自分を守るために必要だからです。
もう同じようなことを繰り返したくない、と自然に起こる衝動のようなものです。
でも、自分を守れなかった時代に、誰かに守ってもらった事実が誰にでもあります。
思い出そうとしても思い出せないくらい、心の奥の深いところには、温かい記憶が眠っているのです。
もし、傷つくような出来事が起こっていたり、自分を大事にできない気持ちがあるなら、今 それを思い出すタイミングなのかもしれません。
あの女の子も、これから兄弟が生まれたり、学校へ行ったりして、いろんな体験や想いをすることでしょう。
それでも、どれだけ愛されていたか、を何かあった時に思い出してくれるよう願っています。
from 美咲
誕生数秘学1dayセミナー11/28・12/9
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ティチャーコース12/12・13
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