「みんな怖いから

混乱してるから戦うんだ」

台詞は話題の映画

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

より


通称「エブエブ」と映画フアンの間では呼ばれていますね。

タイトルをそのまま日本語に訳すと

「なんでも、どこでも、いっぺん」と言った意味になりなんとなく分かりずらいですが

現在の英語圏では

日常的に使われている言い回しらしいです。



デジタルデバイスやSNSが満ち溢れた現在では

何もかもが同時に進行して同時に押し寄せる

まさに「Everything everywhere all at once」

なにもかもがいっぺんに、押し寄せ

解答を迫られる大変な時代だ、と言った感じで使われているようですよ。


映画のお話もまたそんな感じ


この映画は「SF映画」として分類されて

いる批評もあるようですがマルチバースなどがお話の主軸なっていたりするあたり、

確かにそう思って観た方が

スッキリと鑑賞できるかもしれませんね


主人公であるどこにでも居そうな

オバサンを

演じるのはミッシェル・ヨーで

若い方々は誰?と思うかもしれませんが、

かって人気を博した香港アクション映画界で

女流アクションスターの代表として

活躍していたのがミッシェル・ヨーでした


その後ハリウッドのアクション映画界でも

引っ張りだことなりまさに一時代を築いたスター

でしたね。

なので本作の彼女の華麗なカンフーアクションは

納得がいくところ、流石でした

またこの映画で彼女はアジア人女性初の

オスカー主演女優を獲得しました。

そして彼女の冴えない夫役を演じていたのが

キー・ホイ・クァンで

器用な俳優さんだなっと思って見ていたら

彼こそまさに

「インディジョーンズ 魔宮の伝説」や

「グーニーズ」で愛くるしい姿を見せていた

天才子役で、彼もまた一時の時代の長者でしたね

本作で見事、アカデミー助演男優賞を

獲得しています


さて前出の台詞を話すのが

夫であるクァンなのですが

ごく普通の日々少し苛立っているオバサンが

なぜ華麗なカンフーアクションを見せて

闘いまくって

いくのかは見てのお楽しみです


ジェイミー・リー・カーティスが

以外な役で顔を見せてくれているのが

嬉しかったですね


僕はこの映画のカテゴリーはシンプルに

アクション映画で良いのではないかなと思います

かっての香港アクション映画

リスペクトを込めて



2022年アメリカ映画

ダニエル・クワン ダニエル・シャイナート監督


アカデミー

作品賞・監督賞・主演女優賞・助演男優賞

脚本賞・編集賞

受賞








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