老母は 昨年の入院中より ずっと

推理小説と時代小説を読み続けていて

一日一冊にしてよ と頼むが 

10冊購入しても 週に一度 最寄りの大型古本店へ行かねばならない

購入して売って を繰り返し、

購入したら写真を撮って

ダブらないよう気をつけているが、

一冊 前に買ったのを買ってしまった。

もうかれこれ 200冊は購入してるはず。

一昨日 隣市へ用事があり 用事先の近くにも

かの古本店があったのを思い出し寄ってみた。

お店が違うと やはり 目新しい文庫本があり選びやすい。

さて お安くなってるワゴンの中も覗いてみよう

ん!!!

アニタ・ローベルだ!!!

『ちいさな木ぼりのおひゃくしょうさん』

しかも200円 美品 驚きしかない 買う。

実は アニタ・ローベルの絵本は20日に 偶然メルカリで出会っていて

昨日 到着したのが 『毛皮ひめ』絶版本


『ちいさな木ぼりのおひゃくしょうさん』は

とてもとても好み 木彫り人形だから こんなにお顔が可愛いいのね。


背景のお家もお庭も川の周りも動物たちも すべて可愛い。枠も素晴らしい。言うことなし。


そして 『毛皮ひめ』もお買い得で手に入った。

美本


このおはなしは、グリム童話の「千匹皮」ととても似ている。

金のドレス、銀のドレス、星のドレス どのドレスも豪華で美しい。


驚くのは、このドレスを畳んで胡桃の殻に入れるところ。到底はいるわけないと思うけど はいっちゃうのがおはなしの面白さ。


そして千匹の毛皮を縫い合わせたマントを羽織り、顔と手に煤を塗り付けると姫とは思えない姿に。


あとどんな結末が待っているか 面白いですよ


久しぶりに 絵本を眺めて 嬉しかったなぁ


ずっと 忙しくしていたし 毎日の老母の世話で少し滅入っていたから


絵本に慰められた気がする。元気ももらえた。


さぁ また頑張ろう。