余韻を楽しむ

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昨日 楽しみにしていた 特別おはなし会が開かれ

県内外から 70名くらいの おはなし好きが集まり

小寺啓章さんと 大月ルリ子さんの 語りをお聞きしました。

男性が語られる おはなしを、19年前に一度だけお聞きしたことがあるくらい、めったに機会に恵まれません。

小寺さんの お声からは  誠実さが伝わってきました。

物語を深く読み込まれている、そして その物語が大好きでいらっしゃる ことが

聞き手に 伝わってくる語りでした。

日本の神話 ヤマタノオロチ を小寺さんが再話された 【スサノオのおろち退治】

ワーズワースの詩集から【ルーシー・グレー】

最後は 『宝島』の冒頭 ベンボー提督亭を。

どのおはなしにも 聞き逃すまいと 耳を傾けました。

そのあと

大月さんは 颯爽としたご登場でした。

19年ぶりに お姿を拝見しましたが、お若い!

お声も 全く お変わりなく、驚きの連続です。

大月ルリ子さんの私の勝手なイメージで、

外国のおはなしを語られると思っていたところ、

まず 最初が、

【やまなしもぎ】出典は 福音館書店の絵本

とても威勢のいい兄弟たちでしたよ。

やまなしも 美味しそうになっていました。

そのあとは、

【葉っぱの魔法】 『魔法つかいのチョコレート・ケーキ』福音館書店

秋にピッタリ。まず、耳で聞く 木々の紅葉の表現にやられた。

ー  木々は、かがり火のようだったり、もえる矢のようだったり、金色の滝のようであったりしました。ー

主人公マイケルと風が作る楽しい動き、
大きなオレンジの葉っぱとマイケルの不思議な縁、
ポテトチップという年取った男(実は魔法つかい?)との楽しい会話。

(読んでないけど 家にある本だ!帰ったら チェックしなきゃ。)

プログラム最後は

【コマネラのロバ】『ムギと王さま』ファージョン作品集3  岩波書店
(少年文庫のムギと王さま には入ってないです)

とても長いおはなし と前置きがあり、お聞きしました。

私は 創作のおはなしが苦手で、すぐに集中が切れて おはなしを見失うことがあるのですが、

大月さんの おはなしは 聞き手を鷲掴みにし、どんどん引っ張ってくださいます。

きっと40分くらいあったのではないかと思われるのだけど、

あっという間でした。

読んだことのない物語でしたが、終盤だなとわかると、もっともっとお聞きしていたくて、

このまま 終わりが来ないでほしいと 切なくなって 涙が出そうになりました。(出さないけど)

素晴らしい 素晴らしい おはなしでした。

これで終わりか。。と思ったら、なんと、

プログラムにはない 詩を一編語ってくださいました。

もちろん 出典は『孔雀のパイ』大月さんが訳された詩集です。

その中から

【満月】

美しい月の光 でしたよ。本当に 心に浸みました。



帰宅して 本棚から取り出して、

いつでも 開けるように そばに置いています。

きっと あと1週間は 幸せが続くカズンです。