早朝から 金沢行きの列車に乗り込みました。

今日は、アンデルセンをたのしむ会に参加。

アンデルセン童話というと、マッチ売りの少女、人魚姫が有名。

今日のプログラムは、

語り 「マッチ売りの少女」
朗読 「とうさんのすることはいつもよし」
輪読 「人魚姫」


創作童話であるアンデルセン童話は、昔話を語る私にとっては、
あまり 親しみがない おはなし。
どんな感じかしら…と あまり期待もせず、輪読の為に 2度ほど 音読しての参加です。

車窓を眺めていたら、あの県境に。
私の森よ。(またか?しってるよの声が聞こえる)





会場に着きました。



語り手が座る椅子は、今日の会を開催してくれた会の会員さんの私物。
デンマーク産の椅子との事。軽かった。素敵。






アンデルセンは、切り絵でも有名ですね。
会場に アンデルセンの切り絵も お飾りされてあります。




午後からは、参加者 皆で お食事を楽しみました。

金沢 松任の 六星(ろくほし)



左上の酢豚風は、豚肉ではなくて、高野豆腐。
美味しく 頂戴しました。完食。

そして、日に一回、ひとつ のお約束の間食。
個包装されてない ビスケットを完食。



あー 楽しかった。

おっと、会の感想を書かずに 終わるところでした。

語り手が、すごく素敵でした。
形容詞や情景描写が多い、創作の物語を、
語り手のイメージを押し付けることなく、
届けてくださいました。

梅雨の時期に、デンマークの寒い冬を感じていただけたら…
で 始まった マッチ売りの少女は、私の想像を、よい意味で裏切り、

はるか遠い デンマークの街の片隅に、連れて行ってくれました。
しかも 凍えた。

朗読は、実は苦手。どこを見て お聴きしていればいいの?
でも、この おはなしは、思い出した、一度 語りで聴いたことがある。

そんなことを 思いながら、お聴きしました。

輪読の「人魚姫」80分の長文です。
見開きを ひとりづつ 読んでいきました。
二回 回ってきた。

ディズニーのリトルマーメイドを知らない私。

絵本も 結末は 違うのではないかしら?
これは、大人の物語。

アンデルセン童話、アンデルセンにも、今日の語り手さんにも、やられました。
今日の会に感謝。

読んでみたい。語ってみたい。




最後に 帰りの列車の車窓からの景色を。 (もう いいよの声 誰?)