お弁当アーカイブ ☆彡(0034) 玄米のご飯


玄米は健康のためにいいとか、いろいろ言われていますが、そもそも玄米とはどのようなものなのか。

玄米は、胚芽、糠層も残っているので、白米よりも食物繊維、カリウム、マグネシウム、鉄分、ビタミンB群、ビタミンEなどが多いというのが、まず基本的な玄米の特徴です。

玄米のご飯は硬いので、よく噛んで食べます。私は食べるのが速いので、ゆっくり食べる習慣づけには良さそうですが、身につきません。血糖値、コントロールの調整、ダイエットにも向いていると言われています。つまり言われていることは知っているのですが、身についてはいないということです。



玄米の種類を学習しました。

●分づき米
白米を10割の精米率として、何割まで精米しているかという数字で示されます。3分づき米、5分づき米、7分づき米と分かれます。数字が小さいほど玄米、大きいほど白米に近いという数字です。
3分づきは胚乳が残っていて、玄米に近い状態で、玄米よりは食べやすいというもの。
5分づきは玄米と白米の中間で、胚乳がほぼ残っている状態。
7分づき米は少し硬めの白米。

●発芽玄米
わずかに発芽させた玄米です。発芽で玄米中の酵素が活性化され、栄養価が高くなります。神経伝達物質のGABA(ギャバ)が豊富に含まれ、ストレス軽減に役立つと言われています。

●酵素玄米
酵素玄米とは、玄米を小豆と塩と一緒に炊き、3~4日程度保温して熟成させたものです。寝かせ玄米とも呼ばれます。通常の玄米よりもギャバなどの栄養素がアップします。

●胚芽米
特殊な精米技術で玄米の胚芽が8割以上残るようにぬか層を削り取った米です。

●雑穀米
さまざまな種類があり、白米よりもビタミン、ミネラル、食物繊維が多く含まれています。色のある雑穀にはポリフェノールが含まれるものが多いという特徴があります。白米に混ぜて炊いて、栄養価を上げます。

玄米の場合は農薬成分がたまりやすい胚芽やぬかを取り除いていないため、残留農薬が気になります。きちんと確認する必要があります。