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(周りをパールレースでデコってみました♡)

 

 

 

 

ご訪問いただきありがとうございます♡

 

 

さて、今日もアダルトチルドレンについてです。

 

 

生きづらさを感じているアダルトチルドレンは、

スピリチュアル・宗教・自己啓発などにハマりやすいです。

 

 

スピリチュアルで言われていることも、

真理の教えや自己啓発で言われていることも、

確かにそうだよね…ということを仰ってはいるのです。

 

 

確かにそうなのです。

 

 

ですが、そのような意識の状態になるまでには、

世代間で連鎖してきた家系の問題を終わらせて、

囚われていた幻想の酔いからも覚めて、

自分軸で生きていることが大前提の話しです。

 

 

風の時代になったからと言って、

覚醒して、自分軸になって、自分らしく生きられる?

 

 

執着を手放せばいいとわかっていても、

真理の本を読んで瞑想すれば執着が手放せる?

 

 

感謝をすることで運気が上がると言っても、

本当に心から感謝している?

 

 

覚醒ってね、

入れられてしまった幻想の酔いから覚めて、

本来の自分に戻ることですよ。

 

 

それには、ニュートラルな状態になるということだから、

承認欲求なんてものはないわけです。

 

 

そうじゃなければスピリチュアルは、

幻想の酔いファンタジーの世界の延長に過ぎません。

 

 

そして、確かに執着は自由を奪われます。

でも執着を手放せと言ってもそれが至難の業ですよね。

 

 

そもそも執着してしまうのは怒りや恨みが原因だから、

いったい自分は誰を恨んでいるのか?

その相手先に気づいて認めなければ手放せないわけです。

 

 

自分が誰かを恨んでいる…ということを認めるのだって、

かなりの時間を要します。

 

 

そして、確かに「感謝」は波動としては高いです。

でも、それだって怒りや恨みや不安感がある状態で感謝しても…

 

 

口先だけの感謝はただのパフォーマンス、

本当の感謝とは歓びの先に自然と湧き上がってくるものです。

 

 

 

前回のブログに書きましたけれど、

人間って「心」を持った感情動物なんですよ。

 

 

だからすべては「心」次第。

 

 

健康第一!

健康に勝る宝なし!

健康だったら何でもできる!

 

 

これらすべては「身体」に限ったことではなくて、

「心・精神」にも言えることなのです。

 

 

心の健康第一!

心の健康に勝る宝なし!

心が健康だったら何でもできる!

 

 

でも、アダルトチルドレンの人は、

身体だけではなく心も健康ではありません。

 

 

家族として健全に機能していない

“機能不全家族”の中で育ったために、

心に深い傷を負ってしまった負傷者なのです。

 

 

心に負っている深い傷のことを「トラウマ」と言います。

 

 

両親の不仲、嫁姑の問題、

虐待(身体的・精神的)ネグレクト(身体的・精神的)

アルコール依存、親の借金問題、過干渉、

ヒステリーを起こす母親、父親の暴力など…

 

 

それが日常的に起きている

機能不全の家には安心・安全がありません。

 

 

安心・安全があるような家族・家だったら、

心に深い傷を負わされるようなことはないし、

アダルトチルドレンのことを“サバイバー”なんて言いませんよ。

 

 

それにね…

 

 

安心感・安全・安らぎに包まれて育ったような人は、

そもそもスピリチュアル、真理、自己啓発など求めないのです。

 

 

自ら求めなくても、

無自覚のうちにそれらの教えで言われているようなことを

自然におこなっているからです。

 

 

生きづらさを感じているアダルトチルドレンは、

スピリチュアル、真理、自己啓発などにハマりやすいですが、

それが入り口でもかまわないのですよ。

 

 

方法は何でもいいのです。

 

 

ただ、本来の健康な心の状態に戻すために、

自分自身と向き合う必要はありますよ。

 

 

どうして私たちは、

心に傷(トラウマ)を負うのでしょう?

 

 

それはトラウマとなるような出来事が起こった時、

その衝撃で心が崩壊してしまわないように、

私たちは瞬間的に意識を飛ばしてしまいます。

 

 

これを乖離(かいり)と言います。

乖離は防衛反応です。

 

 

ですが、乖離することにより、

記憶と感情が分離してしまうために、

感情が未消化のまま残ってしまうのです。

 

 

その未消化のまま残った感情がトラウマです。

 

 

トラウマがあると、

いつまでもトラウマとなった出来事がくり返され、

トラウマとなった出来事と同じことを誰かにしてしまいます。

 

 

『トラウマの再上演』と『トラウマの逆再上演』です。

 

 

これがアダルトチルドレンの生きづらさの原因となるわけです。

 

 

ですから、トラウマをケアするには、

トラウマとなってしまった出来事の記憶を遡り、

未消化のまま残っている感情と一致させる必要があるのです。

 

 

記憶と感情を一致させること。

それも正しい相手先であること。

 

 

トラウマのケアは、

まるでトランプの神経衰弱みたいです。

 

 

カードをめくって同じ数字(記号)を合わせていき、

目の前のカードが全て無くなったらゲーム終了!

 

 

正にそれと同じです。

 

 

記憶というカードと、

感情というカードを合わせて、

 

 

それが一致したら、

気づきが起こり腑に落ちるのです。

 

 

カードが合わなければゲームは終わりません。

 

 

トラウマの再上演は続き、

トラウマの逆再上演も続き、

自分の心の問題を誰かに投影し続けて…

 

 

苦しみのカードゲームは続くのです。

 

 

トランプの神経衰弱だったら楽しいんですけどね♪

記憶と感情を一致させる作業は、

出来ればやりたくない作業ですよね。

 

 

しかも、トランプは52枚ですけど、

私のトラウマは26なんてもんじゃなかったし。笑

 

 

でもね、トラウマをケアすると、

心が反応しなくなるのでラクに生きられるようになりますよ。

 

 

生まれた家は機能不全家族だったという事実も、

過去も、他人も、変えることはできません。

 

 

確かに変えられないものってあります。

 

 

ですが、

心・意識の状態は変えられるのですよ。

 

 

変えられないものを嘆き悲しむのではなく、

変えられるものを変えませんか?

 

 

それも自分で選ぶのです。

 

 

ラクに生きるには、

自分らしく生きるには、

幸せに生きるには、

 

 

そのように自分の心の在り方を変えることです。

まずは自分の内側から変えることです。

 

 

私たち人間は心を持って生まれた感情動物だから、

すべては「心」次第なのです。