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私がどうやってアダルトチルドレンから回復してきたのか？
間もなく新しい年を迎えるというタイミングで書き終えることができました。
自分自身と向き合い続けてきたからこそ言えること。
それは…
親から愛されて育ったのか？
それとも親から愛されずに育ったのか？
愛があるのか？ 愛がないのか？
それが一人の人間の人生を
こんなにも大きく左右するものだとは思ってもいませんでした。
すべてに歓びを感じる人生になるのか？
それとも生きること自体が苦しみの人生になるのか？
愛が及ぼすその影響力の凄さを
シリーズを書き終えた今、改めて感じています。
愛が及ぼすその影響力…
自分の都合で人を支配したい人達は、
この“本物の愛”の力を知っていたのでしょう。
だから、無条件の愛である神を弾圧し、
本当の愛を知っている者たちを迫害してきました。
そして、愛ではないものを愛だと思い込ませて、
人の自由を奪ってきたのです。
なぜなら、自由になってしまったら、
自分の都合でコントロールできなくなるからです。
本当の愛は、相手を善・悪で裁きません。
相手を自分の思うままにコントロールしようとしません。
愛があるフリ
なぜ愛があるフリをするのかと言えば、
それは相手をコントロールするためです。
私たち人間は愛がなければ死んでしまいます。
ですから、愛に執着させられるのです。
親から愛されずに育ったアダルトチルドレンは、
十分な愛が得られなかったわけですから、
愛が不足している状態なんですね。
要するに心が満たされていないのです。
だから愛の飢餓状態
愛に飢えているのですよ。
愛して欲しいために、
平伏して、へりくだって、自分を差し出して愛を乞う。
それでも愛が得られない。
嫌われないように、
拒絶されないように、
神経をすり減らしているのに…
罪悪感を入れられて自分はダメだと思い込み、
誰かにコントロールされて生きるマリオネット。
マリオネットなんてまだ聞こえがいいですね。
アダルトチルドレンの奴隷根性
それはまるで目には見えない精神的な奴隷です。
ただ耐えるしかない、
心が囚われてしまって不自由な奴隷
精神的な奴隷となっている人を
自分の思うままにコントロールすることは容易いことです。
愛があるフリ
馬の鼻先にニンジンです。
私たちは愛ではないものを愛だと思い込まされて、
幻想の酔いに酔わされ精神的な奴隷になっています。
支配する側と支配される側
このヒエラルキー社会は、
支配する側と支配される側という“共依存”から成り立ってるのです。
今から130年ほど前1862年の9月に、
リンカーンが黒人奴隷たちの解放を命じた宣言をしました。
肉体的な奴隷はいなくなったかもしれませんが、
目には見えない精神的な奴隷は今もいるのですよ。
そうでなければ、
ヒエラルキー社会は成り立たちません。
人間は幼い頃に自己価値観を徹底的に潰してしまえば、
あとは放っておいても奴隷になってくれます。
そして、その精神的な奴隷同士、
傷を舐めあうか… もしくは相手に投影して傷つけあうか…
この精神的な奴隷の厄介なところは、
誰かが「あなたは自由です」と宣言したところで、解放されないことです。
誰かすごい人があなたを解放してくれるわけでも、
救ってくれるわけでもないのです。
ですが、自分が本気で望むのなら、
精神的な奴隷から解放されることは可能です。
それには自分の心（メンタル）を知る必要があります。
心の傷・こうでなければいけないという呪縛は足枷です。
それを外さなければ心は自由になれないのです。
この長い歴史の中で続いてきた機能不全の連鎖・共依存
回復シリーズの【第16話】で風の時代のことに触れましたが、
これから200年近くかけて？100年近くはかかるよね…？
私たちの精神（心・メンタル）の健全化が進むのではないでしょうか？
だって心が健康でなければ、
自分らしいという個性も発揮できないし、
揺るぎのない自分軸で生きることは出来ないからです。
自分の人生の選択を自分ですることができるのは、
心が健康で、自由で、自己価値観が高い人だけです。
風の時代は分野で言えば心理学。
それに心・メンタルを見なければ…
愛・スピリチュアルの時代と言われている
「風の時代」の次に訪れる「水の時代」に継がらないからです。
どう考えたって継がらないと私は思うんだけどな。笑
すべてに歓びを感じる人生になるのか？
それとも生きること自体が苦しみの人生になるのか？
心が自由になれば、
どう生きるのかは自分で選べます。
願うは精神的な奴隷からの解放
望むすべての人が、
本当の自分で自由に生きられるように。
それが私の本望です。
浅田真夕子
1月5日（木）までお休みとさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますがどうぞよろしくお願い致します。
皆さん、良いお年をお迎えくださいね