このブログは元アダルトチルドレンサバイバーだった私が、
どのようにして重傷アダルトチルドレンから回復し、
「本当の自分」で生きられるようになったのか?

実際に経験したプロセスを余すところなく綴っています。

毒親育ち・アダルトチルドレンと言っても、
育ってきた環境も、心に負った傷の深さも人それぞれ違います。
私の回復への道のりと、あなたの回復への道のりは、
同じような過程を進んでいくとは限りません。

ですが、道なき道を、先の見えない真っ暗なトンネルを、
一歩一歩進んでいくことになると思います。

私の体験談を綴ったこのブログが、
真っ暗なトンネルの中に灯る明かりになって、
ほんの僅かでもあなたの足元を照らすことができれば、
こんなに嬉しいことはありません。

 一人でも多くの方がラクに自由になって、
自分の人生を“本当の自分”で生きられることを切に願っています。

 

 
 
 
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(妹が結婚式で持ったブーケを再現してみました)
 
 
 

ご訪問いただきありがとうございます♡

 

 

はじめまして、の方もいらっしゃるかもしれませんね。

このブログを見つけてくださってありがとうございます。

 

 

アダルトチルドレン回復への道のりを綴ってきましたが、

ここから先の内容は、もう個人的無意識(メンタル)というよりも、

集合的無意識(スピリチュアル)の話しになっていきます。

 

 

スピリチュアルが苦手の方はどうぞスルーしてくださいね。

 

 

あなたの気づきのきっかけになれば幸いです。

 

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

 

 

昨年2021年の7月に始めたYouTubeでしたが、

何となく…もういいかなぁと感じたので、

2022年の3月の配信を最後に終了することにしました。

 

 

ちょうどその頃だったと思います。

 

 

何気なく髪を耳にかけようとした時に、

あれ?あるべきところに髪の毛がない…?

 

 

まさかの円形脱毛症でした。

 

 

私は小学校4年生ぐらいの頃から、

1~2年に1回ぐらいの頻度で円形脱毛症をくり返していました。

 

 

それが社会人になるまで続きましたが、

働くようになった頃からピタリと止まっていたのです。

 

 

それが今頃になってまた再発です。

 

 

やはりショックでした。

なぜなら円形脱毛症心身症だからです。

 

 

この身体症状は、

いったい私に何を気づけとサインを出しているのか…?

 

 

心当たりがあるとすれば“自分の感覚”です。

 

 

共感してナンボのセラピスト歴8年

そうでなくても共感力が強すぎるHSPの私なので、

自分の感覚に戻る“切り替え”が上手くできていなかったのです。

 

 

お仕事とプライベート

切り替えていたつもりでしたが、

何だかんだと曖昧にしていたのかもしれません。

 

 

自分以外の人の感覚を感じることに忙しくて、

自分の感覚を感じることをスルーしていたのです。

 

 

だから身体症状に出てしまったんですね。

もっと自分自身に意識をフォーカスしなさい!と。

 

 

私は慌てて全神経・自分の意識を

自分の感覚(五感)にフォーカスさせるようにしました。

 

 

今の私のこのメンタルの状態で、

楽しい、嬉しい、心地いい、好き…をちゃんと感じないとね。

 

 

そこで、私は自分が美しいと思う景色を見に行き、

素敵だなぁと感じるものにどんどん触れ、

自分が心地いいと感じる音楽を聴きました。

 

 

自分がやりたいと思うことがあればその機会を自分に与え、

好きなものを好きと言い、心がときめくものに意識を向けました。

 

 

そして、何か新しいことを始めようと、

家から徒歩1分という近所のお花屋さんで、

フラワーアレジメントを教わることにしましたピンク薔薇

 

 

こちらのお花屋さんは、

私が今の家に引っ越してきた20年前から、

事あるごとにお世話になっているお店です。

 

 

もともとお花は大好きでしたが、

実際にお花のレッスンを受けてみたらビックリ!

 

 

ウットリするぐらい心地いい♡

 

 

当たり前ですが、

お花屋さんでレッスンを受けているので、

レッスン中はたくさんのお花に囲まれているわけです。

 

 

彩り豊かなお花に囲まれながら、

自分の感性でお花をアレンジしていくのが心地いい♡

 

 

はぁ~ 何時間でもここにいたい。

このままお花屋さんに住みたい。

いっそのことお花屋さんになろうかな♪笑

 

 

仕事帰りにお花屋さんに寄って、

フラワーアレジメントのレッスンを受けるようになり、

気づいたら円形脱毛症は治っていました。

 

 

3ヵ月ほどで円形脱毛症は治りましたが、

その後も自分の「快」の感覚にフォーカスし続けました。

 

 

綺麗なお花の写真が見たくて、

それまであまり見なかったInstagramもチェック♪

 

 

すると、とても素敵なお花のアレンジが、

生花ではなく造花で作っているものだと知ってびっくり!

 

 

造花というと何だかチープな感じで、

昔は学校のトイレなどに飾ってあったイメージですが、笑

 

 

いやいやどうして、

今の時代の造花はアートですねキラキラ

 

 

いろいろ調べてみると、

1dayレッスンやオンラインレッスンもあることを知り、

さっそくレッスンを受けてみることにしました。

 

 

まったくの未経験でしたが、

完成した作品があまりにも可愛らしくて♡

私の心がキュンキュンしました。

 

 

さらに1dayレッスンの先生が、

私が作品を作っていると「器用ですね!」と褒めてくださるのです。

 

 

最初は社交辞令かと思っていたのですが、

どうやら私はけっこう器用なんだということに気づきました。

 

 

じつは、今まで自分は不器用なんだと思っていたのです。

ハンドメイドなんてとんでもない!って感じでした。

 

 

子どもが幼稚園に入園する時も、

上履き入れやレッスンバックは外注しました。笑

 

 

でも、自分の記憶を遡っていくと…

 

 

そう言えば子どもの頃の私は、

自分で考えて何かを作ることが好きだったなぁと思い出しました。

 

 

私は親から褒めてもらうという経験がなく、

つねに否定・つねにダメ出しでしたから、

自分は不器用だと思い込まされてしまっていたのですね。

 

 

私、作ることが好き♡

 

 

そう思った時に、

自分が好きなことを好きと言える歓びを感じて、

それは何だか言葉にできないような感動でした。

 

 

楽しい、嬉しい、キレイ、素敵

心地いい、好き、きゅんきゅんする…

 

 

そのうえ、

お花を作るために集中している時間は「無」になれる。

 

 

この「無」の状態になる

心地よさを感じられることも歓びでした。

 

 

そんな矢先…

 

 

“ウエディングブーケ”を作るレッスンが、

オンライン(動画)で受講できることを知りました。

 

 

妹がクモ膜下出血で倒れる1年前、

結婚式を挙げた時に持っていた真っ赤なバラの真ん丸ブーケ赤薔薇

 

 

妹は“真っ赤なバラのブーケ”にこだわっていました。

 

 

キラキラ眩しいぐらいの笑顔で、

嬉しそうに、誇らしげに持っていたブーケ

あの真っ赤なバラのブーケを私の手で再現してみたい!

 

 

そう思った私は、

さっそくオンラインでウエディングブーケを習うことにしました。

 

 

そして、先生に基礎を教わったところで、

妹の結婚式の写真を確認しながら、

真っ赤なバラの真ん丸ブーケを再現してみました♡

 

 

それが本日のブログのトップに載せているものです。

 

 

先生から教わったデザインではなく完全オリジナル

作っている最中からワクワク

完成した作品を見てかなり満足感

 

 

アーティフィシャルフラワー作るの楽しい♪

私も1dayレッスンやってみようかなぁ?

カウンセリングルームのインテリアも変えちゃおう!

 

 

ある日、歩きながらそんなことを考えていたら、

何もないところで思いっきり転んで負傷してしまいました。

 

 

痛いし、血も出るし、

何もないところで転ぶなんて恥ずかしい汗

 

 

でも、その辺りから…

私の足に次々と心当たりのないアザができ始めました。

 

 

嫉妬?

恨み?

 

 

人の念のようなものが飛んでくる…

 

 

日に日に足のアザは増え、

夜中にとつぜん頭痛と吐き気で目が覚めて、

カウンセリングルームに飾ってあるものが壊れました。

 

 

まるでポルターガイスト現象

 

 

そんなある日、

カウンセリングルームに出勤して目に入ったものは、

床に落ちて真っ二つに割れた額でした。

 

 

いくつかある飾ってある額の中でも、

カウンセラーの資格のディプロマが入った額が真っ二つ…

 

 

それを見た瞬間

私の中から猛烈に込み上げてくる怒り

 

 

そして、ブチ切れた私の口から思わず、

「いい度胸してんじゃねーか!」という汚い言葉が出てきました。

 

 

この怒り尋常じゃないな汗

 

 

あ~、これ一人じゃ無理だわ…

無理、無理、無理、怖い、怖い、怖い…

 

 

私はすぐにカウンセリングを受けることにしました。

怖すぎて一人じゃ無理です。

 

 

ここ最近、私の身に起こっていることを話すと、

セラピストの先生は「まぁそう言うこともあるよね~」と苦笑い。

 

 

そして、このような質問をされました。

 

 

でも何でそんなに怖いんでしょうねぇ?

 

 

何でそんなに怖いかって?

先生から質問されて私の口から出てきた言葉は、

 

 

「だって…だって…殺られちゃう!」でした。

 

 

殺られちゃう!だって殺られちゃうじゃん!とくり返す私に、

セラピストの先生が言いました。

 

 

どうして“殺られる”と思うんでしょうね?

 

 

もう思考が働かなくなって、

私の感じている感覚が勝手に口から出てきました。

 

 

だって…だって…

 

 

妹は殺られちゃったじゃない!

死んじゃったじゃない!

闇に殺されちゃったでしょ!!

 

 

そう言って私は、

こんなに大声で泣いたことなんてないというぐらい、

声をあげてわんわん泣きました。何十分も。

 

 

まさか自分の口から「闇」という言葉が出てくるとは…!

 

 

今まで数えきれないぐらいの心の傷を癒してきましたが、

妹が亡くなった深い悲しみだけは何をやっても癒えませんでした。

 

 

でも…いつの間にか、

妹のことを考えることが減ってきたので、

時間とともに悲しみも癒えたのかもしれないと思っていました。

 

 

でもそんなことはなく、

悲しみが癒えたわけではなかったのですね。

 

 

自分の感覚・自分の五感に意識を集中するようになったら、

やたら妹のことばかり頭に浮かぶようになっていました。

 

 

だから妹のウエディングブーケを再現したい!

な~んて思ったのでしょうね。

 

 

妹は親に殺されたようなものだと思っていましたが、

自分の口から思わず出てきた言葉が「闇に殺された」って。。。

 

 

そして、私の中から猛烈に込み上げてくる怒りと同時に口から出た

「いい度胸してんじゃねーか!」という汚い言葉

 

 

それは恨みの感情でした。

 

 

あぁ…また恨み…私はいったい何を恨んでいるのだろう?

 

 

そして気づいたのは「闇に対する恨み」でした。

 

 

「偽りに対する恨み」をケアしたら終わりかと思っていたら

次に出てきたのが「闇に対する恨み」だなんて。

 

 

よくもまぁと呆れるぐらい恨みの感情ばかりだ。笑

 

 

でも、私はもう戦いたくないんだよね。

もう戦いたくない。もう戦わない。

 

 

だから恨みの感情はケアします。

 

 

なぜなら恨み憎しみは、

わからせてやりたい、思い知らせてやりたい、

自分の非を認めさせて謝らせたい、

 

 

そんな思考になってしまうから、

いつまで経っても敵対することになってしまうのです。

 

 

私はもうそんな戦いはしたくない。

戦うことが本望ではないです。

 

 

セラピストの先生にそう言って、

「闇に対する恨み」をケアしてもらいました。

 

 

先生はヤバイものが出てきた時は、

FAPは自分でやってねとは言わないんですよね。笑

 

 

ネチネチしつこい恨みの感情であっても、

ケアして癒えてしまえば心は反応はしなくなります。

 

 

妹は闇に殺られた!と出てきて、

わんわん泣くだけ泣いて「闇に対する恨み」をケアした後

私はセラピストの先生に言いました。

 

 

先生、私、ずっとずっと自分と向き合い続けてきましたけど、

何が私をそうさせるのか?

何が私をそこまで駆り立てるのか?

 

 

自分ではわからなかったんです…

 

 

考えてもわからない「何か」に突き動かされてきましたけれど、

その「何か」が、今、自分の中から出てきました。

 

 

それは「弔い合戦」です、と。

 

 

機能不全の根源である闇の犠牲になって亡くなった妹

私は妹の弔い合戦をしていたんですね。

 

 

そのようなことをセラピストの先生に話している最中に、

私の頭の中に飛行機…ゼロ戦?特攻?のイメージが浮かんできました。

 

 

あれ…? 妹だけじゃありません…

飛行機です…戦争です…先生~!変なのが出てきちゃった(驚)

 

 

え~!もう嘘でしょ…

先生、私、妹だけじゃないです。

 

 

妹だけじゃない、妹ももちろん含めてですが、

機能不全の根源の犠牲になって死んでいった人たちの

「浮かばれない思い」を弔いたかったんです…

 

 

だから…だから… 私は…

どうしても「偽りへの恨み」「闇への恨み」を癒したかった…。

 

 

生き延びることができずに死んでしまった妹

生き延びることができずに死んでしまったアダルトチルドレン

戦争で犠牲になって戦死していった方たち

 

 

闇の犠牲になって死んでいった人たち、

その人たちの浮かばれない思いを弔うための弔い合戦

 

 

私を突き動かす「何か」は弔い合戦だったと、

ずっと戦闘態勢だったのは「仇うち」だったんだと、

 

 

なんで?どうして?何のために?と、

軽くパニックになっている私に先生の言葉が優しく響きました。

 

 

「だって無意識ではつながってるでしょ」

 

 

またもや声をあげて泣きながら、

あぁそうだったのかと納得して腑に落ちました。

 

 

それにしても、

そんなこと考えたことも無かったし

自分ではまったく気づいていなかったな…

 

 

そう呟いた私の心に、

今度は無意識さんの言葉が優しく響いてきました。

 

 

「だって意識が働いちゃったらできないでしょ」と。

 

 

あ~ 確かにそうだ…

何もわからないって無意識だからできたことなんだ。

 

 

弔い合戦 仇うちの真の目的は、

相手を倒すことではありませんでした。

 

 

浮かばれない思いを癒し成仏させること。

 

 

闇への恨み

 

 

恨みの感情ってことは、

これでもか、これでもか、これでもかと、

くり返し酷い目にあったんだろうな。



まぁ自分の中から、

殺られる!なんて出てきたぐらいだから、

私自身も死にそうな目に遭ったのでしょう。

 

 

そうでなければ恨みにはなりませんから。

 

 

ねぇ先生、先生もかなり前に「闇への恨み」をケアしたんでしょ?

 

 

私はセラピストの先生に聞いてみました。

 

 

すると先生からは意外な言葉が返ってきました。

 

 

私は闇への恨みはやっていないですよ。

闇を恨んではいませんから。

 

 

え!? またまた~噓でしょう?

 

 

いいえ、本当ですよ。

私は闇に恨みを持つような経験をしていません。

 

 

・・・・私だけ?



先生は経験していない? 経験… そうなんだ。

先生は闇に対して恨みはないんだ…

 

 

そうですよ。

でも、それが自分らしいということです。

 

 

 

自分自身と向き合い続けるということは、

ひと言では言い表せられないぐらい辛くて苦しいです。



なぜなら…



人間関係のトラブルが起きたり、邪魔が入ったり…

リアルな現実が辛くて苦しいからです。



心のケアをしながら数々の苦しみを乗り越えて、

さらにさらに心を深く掘り下げていくには、

原動力となるガソリンが必要なのです。

 

 

それが“恨みの感情”“深い悲しみ”です。

 

 

私は、妹を亡くした悲しみを癒したくて、

様々なセッションを受けてきましたが、

何をやっても私の心を癒すことは出来ませんでした。

 

 

何をやっても癒されないということは、

私自身が癒すつもりがないということです。

 

 

その理由がやっとわかりました。

 

 

闇への恨みと弔い合戦

 

 

私はここに辿り着きたかったのですね。

 

 

 

To be continued♡