『熊楠の星の時間』刊行&第26回南方熊楠賞受賞記念

中沢新一と南方熊楠

「ぼくの最高のヒーロー」

 

2016年7月12日(火)19:00~21:00

青山ブックセンター 本店 大教室

 

http://www.aoyamabc.jp/culture/kumagusu5/

 

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昨日、こちらの中沢新一さんの講演会に行ってまいりました。

「ぼくの最高のヒーロー」という題名はABCがつけてくれた題名みたいで

中沢先生のレジュメの題名は「南方熊楠のレンマ科学」。

そう!「ロゴスとレンマ」です。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49083?page=4

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このあたりのことを、中沢先生ご本人から詳しく語っていただきました。

 

文章で読むのと違って、私の中に別のぽわわんといた思考が現れて

まったく関係ないのですけれど、

巷で流行っている謎解きゲームってロゴスを駆使しているんだけど

なんかレンマのテイストが感じられて、和魂洋才ってかんじする・・・

なんて思っていました。

ほんと、ぽわわんです・・・。

あ、私の戯言はほっといてもらって~。

 

ロゴスの3つの法則を解除、かあ。

同一律の解除、矛盾律の解除、そして排中律の解除。

西洋の哲学者たちが試みたこれらを仏教ではすでに探求していたのね。

 

こういうのをまるごとつかんで、その先を見ていた大きな存在が

南方熊楠。

「ぼくにとって未来の思想家」と中沢先生がおっしゃっていましたが、

まさにそうなのだと思います。

そういう意味では、ABCさんが付けてくれた題名は合っているとも言えますね。

 

今回、中沢先生は、すごくやさしく語りかけてくださいましたが、

それは、衆生がとてもすいすい理解できるような内容ではなかったから、

なのではないでしょうか。

エピソード的な話もふんだんに盛り込んでくれましたし、

詳しく語ってくださいましたが、ちょっと難しかったです。

たぶん、そういう、わかっているのかいないのかがわからない

私のような人が混ざっていたから、

「ああ、長かった(笑)」という中沢先生のシメの言葉につながったのではないかな

と思います。

のれんに腕押し、糠に釘的な・・・。

 

とはいえ、お話を伺った自分の範囲では、とても楽しみました。

天上界の鈴の音。

またその描写が中沢先生お上手だから音まで聴こえました。

一人一人の心の中に如来がいること。でも、無智が覆っていること。

覆っているものの厚みは時代によって変わる・・・。時代かあ・・・。

あと、なんだろ、法界のお話の時には、

「無人島のミミ」に出てきた湖がきらきらと浮かんできました。

 

最後のお話は、心の全領域である「法界」の4種のうち、3種までで

4種目のすごいところはさわりの部分でおしまいになりましたが、

いやもう、そこだけだってほんとは語るのにほんとはもっともっと時間が必要でしょう。

ほんと、お疲れ様でした。

 

法界の深いレベルでは、ありとあらゆるものが実在そのもの。

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いつかこの森にも分け入りたいわ。