「初夢」とは、新しい年を迎え、最初に寝た日の夜に見る夢のこと
















相田公弘さん投稿より




今日は「初夢の日」です。
1月2日の夜に見る夢のことを「初夢」ということが由来となっています。

実はそもそも初夢というものは節分から立春にかけて見る夢のことでした。

現在の暦では1月1日が新年と考えられていますが、昔の暦では立春を迎えることで新年を迎えると考えられていました。
その後、暦上で1月1日の元日を新年と考えられるようになった際に「12月31日~1月1日」「1月1日~1月2日」「1月2日~1月3日」に見る夢が初夢だと、3つの説が誕生しました。
書き初めや商売などの新年の行事が1月2日に始まるということから、江戸時代後期には1月2日の夜に見る夢が初夢だとされるようになりました。
現代では1月1日の夜に見る夢を初夢だと考える人が多いのですが、厳密には1月2日の夜に見る夢こそ初夢のようです。

【夢の雑学】

1富士2鷹3茄子には続きがある

初夢に見ると縁起の良いものとして有名なのが「1富士2鷹3茄子」です。
富士は「無事」という語呂から、鷹は賢くて強い鳥であることから、茄子は「成す」という語呂から縁起がよいとされています。

実は「1富士2鷹3茄子」には続きがあります。

◆四扇 扇(おうぎ)は末広がりの形であるとして、縁起が良いとされています。 

◆五煙草 煙草(たばこ)は煙が上にのぼるところから縁起物とされています。邪気を払う、出世の象徴ともいわれていたようです。

◆六座頭 座頭(ざとう)は髪の毛を剃った盲人のことを指し、毛が無いことから「怪我無い」、つまり家内安全を願う象徴と考えられていました。 

「一富士、二鷹、三茄子」はなぜ縁起が良い?

・富士は「不死」「無事」、鷹は「高い」、茄子は事を「成す」という縁起の良い言葉に掛けているためという説 

・天下を統一を果たした徳川家康が富士山・鷹狩り・初物の茄子を好んだからという説

・「一富士」と「四扇」は、どちらも末広がりであるため、子孫や商売の繁栄を表し、「二鷹」と「五煙草」は、上にあがっていくことから運気上昇を表し、「三茄子」と「六座頭」はどちらも毛がないことから、「怪我ない」は家内安全を表すからとする説








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