日本人が箸を横に置くのは霊界との「結界」を意味していた!



■日本人の精神性に深く根差した箸の作法

日本人は古来より森羅万象に神が宿るという「八百万の神」の思想を持っている。そして「一粒の米にも7人の神様が宿る」という言葉に象徴されるほど、自然界からの恵みである食べ物には魂が宿っている、と考えてきた。実は、「箸」とは「橋」につながる言葉でもあり、神聖な自然の霊界と人間の住む現実世界とを分ける“結界”としての意味も込められていたのだ! つまり、「箸(橋)の向こうは自然の霊界、箸(橋)からこちら側は人間界」と解釈されるのだ。

手を合わせて、「いただきます」と一礼してから初めて箸を手に取るのも、自然の霊界への弔いの意味がある。仏教・神道・キリスト教・イスラム教でも、手を合わせるという行為には祈りの意味があるが、「いただきます」という言葉も弔いの祈りにほかならない。そうして、霊を弔ってから、初めて箸を手にして、結界を解き、神聖な食べ物を口に運ぶのだ。

もうひとつ、箸を縦に置くのは「尖った箸の先を、食卓を共にする人に向けるのは失礼」という理由もあるが、これはご存知の人も多いことだろう。


いずれにしても箸を横に置く作法は、日本の自然崇拝、相手への敬い、謙譲の精神を象徴した、継承されるべき素晴らしい文化である。特に人間の食糧になるために殺される動物の肉を食す時には、必ず箸を横に置いて、動物の供養をされた方が望ましいように思う。






   





お箸 (横に置く作法) が結界だとは知りませんでしたびっくり



「いただきます」と食べ物に感謝してから、お箸を手にとって結界を解き、神聖な食べ物をいただくという気持ちで、これからは食事をしようと思いますおねがい








ちょっと良いお箸と箸置きが欲しくなりましたウインクラブラブ音譜

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