カム フロム アウェイ  | CB

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その場でUP出来ずに、まとめてUPしてます。
未熟者なもんで…

 

9.11の時、領空閉鎖されたアメリカに着陸できなかった飛行機。

 

そんな事、考えもしなかった。

 

あの時、大変だったのはNYだけじゃなかったんだ。

 

 

12人の俳優さんが100以上の役をこなす。

 

メインになる役っていうのもあるけど

 

ほんの一瞬だけ、何回かだけ出てくる役もあって

 

どんなに集中して観ていても「誰?」って。

 

でも島民も乗客も名も無い人達がほとんどで

 

もし私が設定人数より多くカウントしていても

 

それはそれでいいいかなって。

 

 

ところどころ涙ホロリもあって

 

観ている人それぞれの刺さるところでの涙なので

 

自分も周りも違うタイミングで泣いていて

 

それも「観ている人の数」って感じがして

 

この舞台っぽいなぁって。


 

学校を宿舎にすべく必要な物資を考える人、準備をする人

 

飛行機に乗っていた動物の世話をする人

 

通訳する人、バスを運転する人

 

乗客を自分の家に招く人

 

とにかく今必要な情報を伝える新人アナウンサー

 

それぞれが「自分が出来る事」を考えて実行して。

 

それでもこの舞台では

 

ひとりだけわかってもらえなかったアリという人物もいて

 

それも現実。
 

 

めぐさんがメインで歌う後ろに他女性キャストのバックコーラスとか

 

ひとりひとりの事を言えばキリがないんだけど

 

誰がが際立っているとかじゃなくて

 

みんながみんなを支えて支えられて

 

相互に作用しながらの群像劇は見ごたえがありました。

 

 

有名役者を揃えなくっても・・・って声もちょいと聞いたけど

 

でも同じレベルの役者さんを揃えないと

 

これは成立しないような気がする。

 

 

12人、みんなオファーって聞いているけど

 

きっとオファーされたかった俳優さん沢山いたんだろうなぁ。

 

そして、この組み合わせは、きっと今回限りだと思う。

 

 

観る前は「9.11なにをしてたか」って

 

思い返すことになるのかなって思っていたんだけど

 

「お前も同じことをしただろう」って台詞を聞いて

 

「有事の際、私が出来ることはなんだろう」

 

って考える事になりました。

 

 

もう1回どうしても観たくて、高崎に行こうかまだ迷ってます。