非認知能力 | ナナのブログ

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初のアメブロで全く使い方をわかってないけど忘れる前に。。。


今日の親子教室でのお話がとてもよかった。

テーマ☆非認知能力→人間力や生きる力

内容は書ききれないので一番印象に残ったこと。


『小学生になるまでに自分の好きなこと、遊びを思う存分にする効果』


長男の通う幼稚園ではそれをもとに毎日過ごしている。

だいたいの1日のスケジュールはあり、みんなで何かに取り組む時間はあるけど、強制はされない。

ここがミソで、この時しっかり先生とやりとりがある。


先生「今は工作の時間だけどどうしたい?」

子供「今はやりたくない」

↑この言葉をしっかり子供が言えるように教える


先生「でも工作は仕上げないといけないから僕のやりたいことが一段落したら取り組める?時計の針がここまできたら取り組んでみようか」


と、コツコツコツコツ常にこのやりとりが繰り広げられている。

これによって子供が徐々に自分のやりたいことと今自分がしないといけないこととの折り合いをつけていけるようになる。


実際、長男はそのうち自分から、

「今はこれがしたいから、長い針がここにきたらやる」

とおうちでも言ってくれるように。


この幼児期にあれこれ強制的にさせて何でも出来るようになっても、

自分の気持ちと折り合いをつけれていないと、

どんどん大きくなるとしないといけないことの方が増えていく中で、不満がたまり発散できなくなり爆発!なんてこともあるらしい。


私の場合はとても厳しい幼稚園で自分の子供と比べたら確かに出来ることはとても多かった。

小学校に行ってもお勉強に困ることはなかった。でも、自分のやりたいことなんて発言できなかったし自分の言葉はもちあわせていなかった。

時代もそういうのは普通だったし、うちの場合は家庭の中の方が一段と厳しかったので。

そして何より出来ない自分が許せなかった。

そのお陰で努力や苦労は惜しまなかったけど、それでも出来ないことも知らないこともでてくるわけでその時自分を取り繕うのに必死だった。

それに自分が出来て人が出来ないことにも厳しかった。


大人になっても今思えば人間関係も難しかったし、子供が生まれて一気に自分の出来ないこと、手の回らないことが増えて病気になるくらい、それでもどんだけがんばっても埋められないものがあった。


そんな時にもっと上手にいろんなこと折り合いがつけられたらな~~もっと早く楽になれたと思う。


子供にはそんな苦労はしてほしくないな、とおもう。

何かに対して頑張ることは必要だけど、ここぞという時に踏ん張る力は必要だけど、ただただ自分を押し殺したり、本当にしんどい時にしんどいって言えないのは生きる力を奪ってしまうかもしれない。


結局、やりたいことを思う存分して満たされたら嫌なこともがんばれる、また好きなことができるしという安心、がんばる動力になるってことなのかな。

また、それを認めてくれる人がいてる、見守ってくれる人がいる、これも安心に繋がるのかな。


大人になってもこれ、大事だなぁ~~


子育てって深いね(*^^*)

正直、今のままで小学校行ってそもそも椅子に座ってられるのか?!とか親としては不安だらけだけど、、、、


先生「今のまま小学生になるんじゃないですよ!おかあさん、あと1年もあるんですよ!」


子供の1年の成長は確かにすごい!

年少から年中になって年中になった次の日から一度も幼稚園に行き渋ったこともなければ、離れる時に泣いたことがない!

年少の3学期の最後でも、

「いやだーーー!かあちゃんがいいーーー!」と玄関で泣いたこと、片手ですまないのに。


我が子を信じて、できるサポートはしてあげてそれ以外はただただ見守ろう!