今日は、一日中『神々』に浸れる幸せな時を過ごせた。
やはり『神々』は偉大である。
『神々』が創造した、あらゆる『物』に感謝し、その『仕業』に驚嘆せずには居られない。
あらゆる自然の『音』をキャンバスに描き、東宮御所、皇居、唐招提寺の障壁画にまで『生命』を吹き込む画家・・・
針一本で、人の身体の不具合を治療し、多くの人々に安息と快適、そして笑顔を取り戻す鍼灸師・・・
創造性と知識を絶えず追求し続け、人の舌、胃袋を満足させ、そして、栄養と健康、そして喜びを与えてくれるシェフ。
心身共に本当に満たされた!!
ある時・・・
私は暗闇に落ち込み・・・
『望んで産まれて来た訳じゃない!!』
・・・と・・・
自身の日々における全てを忌み嫌い、自暴自棄に陥った時期があったが、やはりある時・・・
『産まれて来たのには意味がある・・・と言うけれど、産まれて来た意味は、産まれて来たものが考え、探し、意味付けて行くものなのだ!』
・・・と思い直した。
今、人生が少しずつ好転している様に思う・・・。
『自然も動物も、そして人も・・・根っこで繋がっている』と・・・
東山魁夷氏はおっしゃった。
『望んで産まれて来たものは無い。望んで死ぬものも大概は無い。』
絶望の縁から『生』を見出だした東山魁夷氏の言葉(肉声)には、暖かみが溢れており、私は、自暴自棄に陥った頃の事を、改めて思い出し、今ある『今日』、今日ある『今』に感謝せずには居られない気持ちで一杯になった。
30年近く、私のダンサー生命を助け続けて頂いている鍼灸師殿。
17年来、私の栄養と健康を支えてくれるだけでなく、友人として、多くの時間を共有してくれているシェフ殿と、その奥様。
私が今あるのは、貴殿方『神々』のお陰です。
中学生の私が、初めて、東山魁夷氏の絵画に出逢った時・・・
『今日』と言う『感動』と『感謝』の一日の中に生きる事になるとは、夢にも思っていなかった。
私を救い、助けてくれる『神々』は、とても暖かく、働く事をいとわず、そして・・・
『夢』があり、その『夢』を人々に与え続けている。
私は・・・
そうした『神々』に恥じない人生を送らねば・・・
地獄に墜ちる。