下らない事すんなよな! | 鬼ですけど…それが何か?

鬼ですけど…それが何か?

振付師KAZUMI-BOYのブログ



私が小学校低学年の頃まで、いわゆる『いじめられっ子』であった事は以前記事にした通りであるが、いじめられた事実と記憶と言うのは、いつまで経っても鮮明であり、いじめられた相手からの謝罪、そして自分の中に、その謝罪を受け入れる心が持てなければ、どれだけ時間が経とうが『いい思い出』などには変わらない。

いじめ、嫌がらせ・・・陰湿な行為である。

私の場合は、子供時代とニューヨーク時代の初期に、嫌がらせを受けた時代があった訳だが、今の世に聞く程の陰湿なものでは無かった・・・いや・・・かなり陰湿な嫌がらせもあったか・・・(苦笑)



昨今では『ハラスメント』と言う言葉が世間に横行し、セクシャル、パワー、モラル・・・etc. あらゆる種類に分類されたハラスメント(嫌がらせ)が、大人の社会の中に根付いてしまった。


大人になりきれなかった子供・・・

成長過程で『何か』を学び損ねてしまった大人・・・

そうした連中が、今の世に如何に多いか?と言う証しであろう。

嘆かわしい事である。


私がニューヨーク時代に受けたハラスメントの多くは『妬み』が原因だった。

ダニエルに可愛がられていた事や、ダンスと英会話の上達の速さ、そして周囲がそれを褒めそやす事などに起因した。

一生懸命に頑張った挙げ句に妬まれ、嫌がらせを受けるのである。

堪ったモンではない。

それも・・・

人目の無い所で。

これは嫌がらせの常套手段である。

そして、妬みによる嫌がらせが発覚した場合・・・

『KAZUMI-BOYの為を思ってした事だ』

・・・と・・・

理屈に合わない言い訳が返って来るのである。

どんな些細な嫌がらせも、意識的に行われた行為は、容易に対象者を傷付ける。嫌がらせに大小の差なんか無い。

ダニエルのクラスで、同じ様にダニエルのダンスを愛し、日々肩を並べて凌ぎを削り、お互いに切磋琢磨する人からの嫌がらせ程、シンドイものは無かった。


私はいつも『強さ』を求めていた人間であったから、いじめや嫌がらせに屈する事なく今日まで来たが、嫌がらせを受けて、凹まなかった訳では決してない。

立ち上がっただけである。

しかし世の中・・・

強い者ばかりじゃない。

弱い者をいじめる・・・

無抵抗な者をいじめる・・・

これは最低な行為であり、最早『嫌がらせ』ではなく『弱い者いじめ』である。

本当に力のある者は弱者をいじめたりはしない。

自信がある者は、他人に嫌がらせを働いたりはしない。

弱く、自信の無い者、愚かな妬みに取り憑かれた者こそが『いじめ』や『嫌がらせ』をするのである。


下らない・・・。


相手が気に入らないならば、実力で戦えよ!

気に入らないから嫌がらせ?

そんな事ぁ・・・

ガキのやるコッタ!

大人なら・・・

キッチリと、自分で自分の人生に落とし前つけられる大人で居て欲しいモンだ。