本編では・・・
遂にジョディーとのサヨナラがやって来てしまった。
言い様の無い感情に苛まれている『私』と『ジョディー』。
私の人生の中でも、一二を争う程の辛い別れであった。
私は、この物語を書き始めるに当たって、この時の別れ・・・
ジョディーとの別れを思い出す事だけが嫌だった。
上手く書けるのか?
冷静に掛けるのか?
正しく描写出来るのか?
そして・・・
泣かずに書けるのか・・・?
皆目見当もつかぬままに、書き始めてしまった。
書き終えた今も・・・
上手く書けたかどうか・・・?
よく分からない。
ただ・・・・
想像していた以上に心が痛かった・・・。
さて!!!
メソメソ気分を一掃する為に、筆者は『オマケ話』に逃げさせて頂く!!
写真による記録を見ると、私の『バイバイ・パーティー第二夜』は8月29日に行われた様である。
そしてこの日、私はステップスで最後のレッスンをし、ステップスのみんなとの別れを惜しんだ様だ。
レッスン終了後、ろくに汗も乾かぬ内に撮影した様で、稽古着がまだ、濡れているのが分かる。
↑ステップスのスカラーシップ仲間達。
私の右隣の青年がペリーと言って、本編には登場しなかったが、私がニューヨークで一番最初に友達になったダンサーである。
彼はオランダからの留学生で、私が12~3年前に、アムステルダムのスタジオに教えに行った際に、再会を果たした。
そして、私の真後ろの髭面の男はバル。
気のいい男で、彼もとても優しく接してくれていた仲間の一人である。
彼ともアムステルダムで再会出来た。
バルもまた、私と同時期に偶然、アムステルダムに教えに来ていたのである。
↑本編にも幾度か登場したレベッカである。
カモシカの様な美しい体型と愛くるしい笑顔の持ち主である。
彼女とも、その後のニューヨークで再会した。
レベッカ・・・
顔、ちっちぇーなぁー(^_^;)
↑一緒にダニエルのショーにも出演したエイミー。
彼女自身もステップスでクラスを持ち、教えていた。
ダニエルのショーでの情景を綴った記事にも登場しているので、ご記憶の読者もあるだろう。
朗らかで、物腰の柔らかい、人当たりのいい人であった。
こうして、この日、最後のレッスンを終え、みんなに別れを告げた後、私はカズシ宅での『バイバイ・パーティー第二夜』に向かったのであった。