(Yさんより↑高知では今年、日本一早い開花宣言があったそうだ。)
さて…
宙組稽古の第一週目が無事に終了した。
いつもならば、私が来れる火曜日と水曜日の二日間で、一つの場面を完成させなければならないのだが、今回は倍の稽古時間を頂いている。
通常宝塚のショーでは、一場面が6~7分。
物にもよるが、それを二日間で仕上げる事は、実はかなりしんどく、自分なりの吟味をする時間は全くない。
従って、今回の様に稽古時間を多く頂けると非常に助かる。
『時間に余裕がある』
と言う事は、何事にも勝る。
製作時間があっても無くてもいい物はいいし、ダメな物はダメであるし、昼寝をしながら作っても傑作は生まれ、徹夜で作っても駄作は駄作である。
…がしかし、時間に余裕があるに越した事はない。
時間に余裕があれば、気持ちにもゆとりが生まれる。
集中しっぱなしの脳ミソや神経を、少しの間でも緩めてやる事も出来る。
『毎回こうだと助かるなぁ…』
と、今回の演出家からの配慮に感謝である。
これから帰京。
教えの後、DC2の舞台稽古だ。