さぁ…
生徒諸君に取っては、さんざっぱら耳の痛い話を続けて来た訳だが、今回は恐らく…
全裸姿の己を鏡に映すと同じ…
いや!もしかしたら、それ以上に厳しい内容になるだろう…と思われる…。
では行くぞ。覚悟はいいな?皆の衆!
私は間食をしない!!
あ…
悲鳴が聞こえた…( ̄ロ ̄;)
もう一度言う。
私は間食をしない!!
さらに私は…
菓子類を殆ど食べない。
ドタッ!!!
誰だ?倒れたのは…(-_-;)?
菓子嫌いと言う訳ではない。
好きな菓子もある。
しかし私の脳は、あまり菓子類を喰いなさい…と言う指示を出さないのである。
例えばチョコレートを一箱買ったとしよう。
一つ二つ摘まんだ後は、何ヵ月も冷蔵庫の肥やしになってしまうのがオチである。
よく、菓子の詰め合わせなどを頂戴するが、これ等は家で開封される事は、まずない。
みんな人に差し上げてしまう。
頂いたその場で開封した場合は一つだけ貰い、後は周りの連中に分けてしまう。
外食でも、デザートを注文する事は年に一回あるか?ないか?である。
普通に食事を摂っていれば、必要な糖分は充分に摂取出来る。
食後に甘い物を欲する事はほぼ無い。
私の知る限り、周りにいる『痩せられない!』と嘆く連中の殆どが、菓子好き、間食好き、甘い物好きである。
ある生徒などは、私のクラスの前後に何かしらいつも喰っている。
クラス前は『今から受けるクラスの為』と言い訳をし、クラス後は『今使った体力の補給』と言い訳をしながら、やれオニギリ、やれカロリーメ〇ト…と喰うのである。
以前、私に『痩せろ』と怒られた生徒が、殊勝に『はい!』と答えたその数分後に、アイスクリームを旨そうに喰っているのを目撃、後ろからそいつの頭をひっぱたいた事がある(笑)。
それほどまでに甘味の魔力は強大なのだろう。
一度その魔力の虜になってしまうと、なかなか逃れる事は難しい様だ。
随分前に見たテレビCMに
女性(京野ことみさんだったと記憶している)が夜中に、旨そうなケーキを目の前にして、悶々としている…と言う物があった。
ナレーションが
『寝る前に食べると太る!』
と言う台詞を繰り返す…。
悶々とした欲望がピークに達したその女性は突如閃き、叫ぶ。
『寝なきゃいいんじゃん!』
彼女は叫んだ後、ムシャムシャとケーキを喰い捲るのである。
私は、これを見て大笑いしたのだが、なんとも切ない物があった(笑)。
俗に
『甘い物は別腹』
と言うが、こうした甘味好きの諸君は今、大きく首を縦に振っている事と思う。
しかし、ある脳科学者に寄れば、こうである。
『いわゆる呆け老人と同じです。』
( ̄~ ̄;)
どういう事か?
老人性痴呆症の老人が、食後すぐにも関わらず『喰ってない!』と訴えるのと同じだ…と言う事らしい。
脳が錯覚を起こしているのだそうである。
満腹であるにも関わらず、更に食い物を欲する。
イヤハヤ何とも恐ろしい。
敢えて言おう!
甘味を控え、間食を止めたまえ(`´)!
牛じゃあるまいし、人間には三つも四つも胃袋は無いのだぞ(`´)!