もう少し『量』の話をしよう。
私は五年前入院した際に、かの病院食なる物を生まれて初めて食べたのだが、非常に驚いたのは、その量の多さであった。
『一般の成人って、一日にこんなに喰うの(οдО;)!?』
一日三食、きっちりとカロリー計算された食事が出る訳だが、とにかく炭水化物が多い事に驚いた。
入院して暫くは、低下した体力と、激減していた体重を元に戻す為に、出された食事をキチンと平らげていたのだが、体力も体重も戻り、退院の目処がついてからは、私は食事を残し始めた。
心配した看護師達は
『いきなり残す様になって…どうしました?食欲ないですか?』
と聞いて来たが、私は
『必要な分量は頂いてます。ただ…動いてもいないのに、こんなに喰ってたら仕事に戻れなくなります。』
と、事情を説明した。
そして私は同時に、病室でエクササイズを朝、昼、夕方と始めた。
『冗談じゃない!このまま喰っちゃ寝を繰り返してたら、俺の人生終わっちまう!!!!』
更に、入浴前には病院内の階段の登り降りで、衰えた脚の筋力トレーニングを始めた。
地下一階から地上四階までを、繰り返し登り降り。
流石に主治医が呆れた。
『毎日、汗だくでエクササイズする入院患者なんていませんよ。』
私は入院前から、食事の仕方には気を使っていたので、主治医にも、入院前の生活状況を説明して、無理矢理、トレーニングの許可を得た。
『いいですか?くれぐれも無理はしないで下さいね!』
と、呆れ顔の主治医に対し
『はい、はい、分かりましたよ(-_-;)v』
と受け流し、私はせっせとエクササイズを続けていたのである。
さて、話がだいぶ逸れてしまったが、病院食に驚いた私は『一般成人男性の一日の平均摂取カロリー』なる物を調べてみた。
それによると、私の年齢や体型の一般成人男性が、一日に必要とするカロリーは、大体1890キロカロリー前後らしい。
恐らく私は、この平均値を下回る食事をして来たようだ。
『暫くは、量はそのままで、少しカロリーは増やして見よう。』
以後、その日の運動量を考えて食事を摂る様にしている。
昨日食べた物を思い出し、今日の運動量と照らし合わせて、本日は何が必要か?
それをザックリと考えて食事を摂る。
考える事がストレスにならない様に、あくまでもザックリとだ。
好きな食べ物を抑制するなど、つまらない(-_-)
ストレスも溜まる。
食べる量、食べる時間を気をつけて、好きな物は死ぬまで喰う!
これが、私の食に対する持論である。
ちなみに、私の一回の食事の量は、平均的な日本食の場合。
ご飯は茶碗に軽く一杯。
味噌汁はお椀に一杯。
肉類か魚類のメイン(例えば、豚の生姜焼きなら2~3枚、鮭の切り身なら1切れ)。
小鉢物等の副菜が2~3品(例えば、酢の物やキンピラ等の根菜、納豆等)。
それに漬物が少々…。
と言った所である。
私は生野菜はあまり摂らないので、夏でも温野菜が主である。
煮物や蒸し野菜などである。
食事を摂る時間が一番確かなのは、朝である為、私は朝は必ず食べる。
私の仕事は、昼飯が食べられない事が多い。
従って、朝しっかり食べておかないと大変な事になってしまうのだ。
と言うのも、普段私は、21時以降は食べないからである。
次回は、食べる時間に付いてお話しよう。