KAZUMI-BOY流 体型維持法⑦ | 鬼ですけど…それが何か?

鬼ですけど…それが何か?

振付師KAZUMI-BOYのブログ



ここからは、私の食事の仕方…仕方と言うのも変な言い回しだな…



ルール…



そう!

幾つかのルールについてお話しよう。





何からお話しようか…?


悩むな(笑)。




そうだな…まずは量の話から始めよう。






『ニューヨーク物語』の初期編にも書いたが、若い頃の私は友人から



『相撲取りの食生活!』



と、半ば呆れられる程に喰っていたが、当然今は、そんな食生活は送っていない。




ある時、食い過ぎた結果が身体に現れた。



『もう以前の様な食事の仕方ではダメなんだな…。』


と思った。



しかし、カロリーの高い物程、美味い!と感じていた当時の私は、ハテサテ考えてしまった。



『若い頃と、身体が欲する食べ物が変わらないなら、量を減らすしかないな。』


では、どうやって食事の量を減らすか?




私が思い付いたのは…






咀嚼の回数




である。



噛む回数を増やす!と言う事である。






皆さんは一回の食事で、一体何回くらい箸を口に運んでいるだろうか?
数えてみた事はお有りだろうか?




これは、その時の品数、メニューに寄っても大きく変わるだろう。



ある日私は数えてみた。




すると…




一回の食事で箸を口に運ぶ回数と、一回の食事全体の咀嚼の回数にあまり差がない事に気が付いた。





そう!





男性にありがちな『ドカ喰い』と言う奴だったのである。





私は、この喰い方の改善、咀嚼の回数を増やす事から始めた。





単純な作業と思われるだろうが、実はコレ、なかなか大変な作業なのである。



特に私の様にドカ喰い派の男性には、なかなかキツい。



それまでの喰い方が如何に、『噛む』ではなく『飲み込む』に近かったかがよく分かった。





そして、もう一つ気付いた事は…







口一杯に物を詰め込む程に、咀嚼回数が減る。




と言う事だった。


詰め込む量が多ければ多い程、早く飲み込みたくなるのである。







喰い物は頬張らない!




まず、これを気を付けただけで咀嚼回数を増やす事が楽になった。




今までは三回しか噛まなかった所を、五回、十回と増やして行った。





噛む作業が満腹感を与える…と言う話を聞いた事があるが、これは本当だと思われる。






さて…




私が得た情報に寄れば




『ご飯は一口に付き三十回噛みなさい』




と言われているそうである。




やってみた。





しかし、これは流石に難しい!
三十回も噛む前に、口の中からご飯が消えてしまう。




色々と試した結果、大体どんな食材も、平均十五回程噛むのが妥当だろう…となった(私の場合である)。





そして当然、食事にかける時間が長くなった。




満腹中枢が働くのは、食事を始めてから約二十分後なんだそうだ。




食事の量を減らしても、きちんと咀嚼し、時間をかけて美味しく頂けば、充分な満腹感は得られる。





空腹感は、腹が覚えるのではない。


脳が『空腹だ!』と訴えるのだそうだ。




脳と上手く付き合えば、食事の量は簡単に減らす事が出来る。




ただ漠然と減らすのではなく、咀嚼回数を増やし、食事に時間をかける。






痩せない!とぼやくばかりの生徒諸君!



君らの食事の仕方は、改善出来る余地はもう無いのか?





いーや!






あるだろ!え?



( ̄~ ̄)






ちなみに現在私は、咀嚼回数平均十五回、食事時間平均十五分~三十分である。


そして、充分な時間が取れない時…例えば





『もし食べるなら、十分しかない!』





などと言う時は…







喰わない!




と決めている。