カズ・カタヤマのシルクマジック大全
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インスタントラーメンというものを初めて認識したのは、
藤子不二雄先生(二人で一人の頃)の『オバケのQ太郎』だった。
そうあのいつもラーメン食している小池さん!
アニメ版の『新オバケのQ太郎』だったと思うのだけど、
新婚の小池さんが元気がない。理由を聞くと、奥さんが毎食豪華な手料理を
作ってくれるので、ラーメンが食べられなくなったからとのこと、
Qちゃんや小池さんにラーメンを食べさせてあげようと奮闘するというお話。
そこで、お湯をかけたら3分で食することのできるインスタントラーメンの
存在を知ったのであった。
なぜかうちの親は『エースコックのワンタンメン』が好きで、
常備してあったので、そればかり食していた。
よって、『ワンタン』って、
あの白いペラペラのきしめんのはし切れのようなものが
ワンタンだと思っていたのだ。
後に本物のワンタンは、小ぶりの餃子のようなものと知って、
たいそう驚いたものである。
だから、子供の頃の私は、
お湯をかけるだけのインスタントラーメンを食べたことがなかった。
『オバQ』で初めてその存在を知ったのである。
カップヌードルが販売されるはるか以前の話しである。
それで、インスタントラーメンには思い入れは色々あるのだけども、
先日、絵を描くための資料として、『チキンラーメン』のカップを購入。
なんと、フワフワの卵も付いているのだね。
安定のチキンラーメンの味
あんまり体に良くないとはわかっていても、
ときどき無性に食したくなるのだなあ。
インスタントラーメンの発明者の日清の安藤百福さん。
数年前に朝ドラの元ネタになっていたけども、
製造法法は秘密にしないで、公開していたと言う。
それも、
皆が安価にラーメン食べられるようになれば良いとのこと。
やっぱ、事を成す人は私達凡人とは違って、
考え方がすごいなあと思う。
凡庸なる人々は、今日もラーメン食すだけなのだ。