明日夢見て
昔のアニソンって名曲が多いのだけど、
『科学忍者隊 ガッチャマンⅡ』(1978年〜タツノコプロ)の
エンディングテーマ『明日夢みて』はなんだかとっても
カッコいいのだ!
作詞が『大きな古時計』の訳詞や、森進一のおふくろさん騒動で
お馴染みの保富庚午氏。
作曲があのドラクエや『伝説巨神イデオン』『ゴジラVSビオランテ』で
皆に愛される楽曲を産み出したすぎやまこういち氏。
そして歌うのはアニソン界の女王と大魔王、
堀江美都子さんと、ささきいさおさんの両名。
この両名が歌いあげるのは戦隊もの元祖の
『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年〜東映)以来のこと。
この曲では、二声に分かれるサビが素敵。
見事ななデュエットで、聴きごたえあるのだなあ。
ホンマにうまいです。
3番になってやっと曲名が出てくるなんて、
渋いね〜〜〜。
かぐや姫の『神田川』以来だ私にとっては。
時よお前と連れ立って行こう〜♪
という歌詞も、
新スタートレックの映画
『ジェネレーションズ』(1994年 パラマウント)の
テーマそのままで、きっとスタトレのスタッフも
ガッチャマン観ていたのだろうなあ。
それにしても、タツノコプロのアクションアニメの
クオリティは高い。50年前のCGなどまったくない時代に
性格なデッサンで劇画調のキャラを動かす力には、
マジック以上に驚いてしまう。
時代を超えて愛されるのも納得だ。