エクアドルマラソン250キロ完走記 その19 | カザマカズマが赤道直下250キロを走る

カザマカズマが赤道直下250キロを走る

2016年7月にエクアドルマラソン250キロレースにチーム戦で出場し、世界一を目指します。



第19話 チームの真価


第1ステージ、第2ステージと違い、
ゴール時間が早かったため、
日はまだ上ってました。


一番うれしかったのは、
洗濯物が干せるということ、


今までは、ルームメイトの
レッツゴー3匹に先着されてたので、
物干し代わりのテントの屋根を
占領されてたのですが、


今日は僕たちが戦いによって
勝ち得た領土。


水を衣類にぶっかけて、
ただ絞るだけという、
シンプルな洗濯をして、


チームHENTAITシャツを屋根に
かける姿は勝ち鬨の旗を
掲げた気分でした。


といっても、相手に悪いので、
占領したのは半分だけね。



その後はお風呂。


は、ないので、お風呂代わりの行為。


ウェットティッシュタイプの
トイレットペーパーを2枚使って、
身体を丁寧に拭きます。


たった2枚と思うかも知れませんが、

ここでは、ペーパーは貴重で、
食料は、まだわけてもらえても、
ペーパーは、まずわけてもらえないと思う。


お腹を壊したら悲惨。


という体験をキリマンジャロ登山で
オカケンさんが経験してきてるので、
その経験を基に、


お腹を壊したら、う〇こを止めて
しまえばいいじゃない。


を合言葉に、強力すぎる下痢止めを
持っていってました。


その後に、15㎝四方のハンカチで
身体を拭いて、お風呂終了です。







そして、勝ったときに
食べようと思ってた、


さきいか







ジャングルマラソンでチーム戦世界一に
なった、チームAHOのメンバーで、
日本人女性初完走者である、
山口あっちゃんに、お勧めの食べ物として
持っていってました。



くにゅくにゅする食感がたまらん!
それを具だくさんのみそ汁と一緒に
食しながら、勝利の余韻に浸ってました。


今日勝ったら、明日もきっと勝てる。
僕たちはどんな夢を見るのでしょう。






(ラーメンの夢やな)


僕は枕代わりにポーチをオカケンさんは、
ラーメンを入れた袋を枕代わりにしてました。








大会が始まってから、初めて熟睡でき、
絶好調で迎えた第4ステージ。








“ぐっさん!今日のテーマは圧勝です。影も踏ませず勝利を摑みましょう!”


と、オカケンさんが活を入れる。


この第4ステージは、大会前から
勝負のポイントとしてあげてた所です。






本来なら、ウルトラ向きの
僕たちにとつわて、
5日目のロングステージを
勝負ポイントにしたかったのですが、


ロングステージといっても
65キロほどしかなく、
おまけに、だだ下りのコースのため
他チームと差がつきにくそう。


そのため、上りメインの第4ステージを
勝負ポイントとしました。


“僕たちがやってきたことが正しかったということをここで証明しましょう!”


スタート前の檄がいつもより熱い。

僕もそれにつられて、

“スタートダッシュかけますよ!ここが本当の勝負ですよ!絶対勝ちましょう!”






僕たちの真価が問われる第4ステージ
スタート!






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