初めて、国会で大臣に論戦を挑むというのは、こういう経験でした。
【-中谷一馬 34歳、初の衆議院予算委員会にて、大臣、政府担当者へ議論を挑む-】
この度、衆議院 予算委員会 第八分科会(国土交通省所管)に立たせて頂き、国土交通大臣などと質疑を行わせて頂きました。
登壇の機会を与えて下さった皆様方には、心からの感謝御礼を申し上げます。
分科会は、地元の諸課題についての質問をしてもよいということでありまして、私の任期中に、再度国土交通省関係の質疑の機会を頂けるどうかはわかりませんので、最初で最後になるかもしれないという覚悟と決意を込めて、国会へ送り出して頂いた地域の皆様の声を代弁する質問をしたいと考えました。
そして私からは、広域交通網の充実という観点で、
・社会資本整備総合交付金のあり方について
・新綱島駅周辺地区における土地区画整理事業等について
・神奈川東部方面線(相鉄・東急直通線)など都市鉄道利便増進事業について
・東京丸子横浜線(通称:綱島街道)の道路拡幅事業について
・首都高速道路 横浜環状北西線の東京オリンピック・パラリンピックに向けた開通の見通しについて
・首都高速道路 横浜環状北線の地盤沈下に関連した近隣住民へのサポートなどについて
・観光振興におけるカジノを含むIRの考え方について
(日本人の入場を認めることや横浜への誘致に関しては、真っ向から反対という立場での質疑を行いました。次回は、ギャンブル依存症対策、経済、風紀に与える影響も問いただして参ります。)
などについて、議論を行わせて頂きました。
本番の予算委員会中における質疑冒頭は、武者震いを致しましたが、しっかりと地元横浜市民の要望を伝えていこうと質実剛健を心がけて挑ませて頂きました。
野党一期生の初めての質疑ということで、大臣、委員長から議論の内容とはあまり関係のないことで、ご意見を頂戴するなど致しました。このことが結果として闘志に火をつけて頂き、理路整然と自画自賛できるほどではありませんが、議論をまとめることができました。諸先輩方から議論の戦い方を学ばせて頂いた貴重な経験となり、質疑に携わられた関係者の皆様方には感謝を致しております。
また、噂には聞いておりましたが、国会に来て私が本当に驚いたのは、日程や担当がとても流動的でありまして、新参者には読みきれないことです。今回の初予算委員会に挑むプロセスでも経験値の不足を痛感致しました。
私が、予算委員会 第八分科会のどこかの日程で質問ができることが確定をしたのが、2月22日AM11:41。
そこから、元々質問がまわってくることを想定していた生活保護費の母子世帯部分の切り捨てに関する問題や子どもの貧困対策、仮想通貨の税制、利用者に関する諸課題や中央銀行のデジタル通貨発行などの勉強会に加え、立憲民主党衆議院議員有志団との昼食意見交換会や業界団体役員との夕食意見交換会など、以前からアポイントの約束をしていた通常日程の党務、政務を行いつつ、国土交通関係で質問したい内容の最新エビデンスを収集・アップデートし、質問通告などを行い、準備を始めました。
その後、2月23日の17:00から行うことができるということを衆議院事務局委員部から教えて頂いたのが、2月22日PM22:07でございました。そこから続けて質問を作成し、2月23日AM4:02頃に分科会の質問作成が8割方が終了し、骨子草案ができたという状況です。
徹夜で質問作成に付き合ってくれた神奈川県議会議員時代の同期で現在公設秘書としてサポートして下さっている栄居学さんには申し訳なさと心からの感謝でありました。
今後の反省として活かしていきたいことは、自分のやりたいことや専門分野のみならず、どんな状況で何の役割がまわってきても期待に応えられるような覚悟と想定を持って国会に挑んでいかなければならないということです。
内閣・総務・法務・外務・財務金融・文部科学・厚生労働・農林水産・経済産業・国土交通・環境・安全保障・国家基本政策・議院運営・懲罰・災害対策・政治倫理の確立及び公職選挙法改正・沖縄及び北方問題・北朝鮮による拉致問題・消費者問題・科学技術・イノベーション・東日本大震災復興・原子力問題調査・地方創生・憲法審査会・情報監視・政治倫理など、何のお役を頂いたとしても、担当大臣、専門の政府担当者を相手にしっかりと渡り合えるような想定と準備を行い、皆様の期待に応えられるように日々精進積み重ねて参りたいと思います。
詳細は、衆議院 インターネット審議中継 予算委員会 第八分科会 中谷一馬(立憲民主党・市民クラブ)をクリックして頂きますと、録画放送が見れるようになっております。
ご興味のある方は、良かったらご高覧ください。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=47817&media_type=