1年365時間。3000時間の街頭活動。
地元での街頭活動は、第1545-1565回 計2967-3009時間目。
新人候補の頃から1年365時間を目標に、7年以上続けてきた街頭活動も3000時間を超えました。
私自身が政治家になる前、政治家との接点はほとんどなく、なにをしているの全くわかりませんでした。そして選挙の前だけちょくちょく街頭で見かける政治家にあまり興味関心が持てませんでした。
この経験から自分自身が政治家になった時には、国民にとって身近な存在であり続けたいと思いました。
「信頼は事実の積み重ね。」
こうした初心から、街中で一人ひとりの声を聞き、想いを伝えるといった市民の皆様とのコミュニケーションを継続的に続けております。
ご存知の方も多いかもしれませんが、私は母子家庭の貧困家庭で育ちました。
父と母が小学校5年生のときに、離婚をし、母が私と妹二人、兄妹三人をなんとか養っていこうと朝から晩まで働きに出てくれましたが、無理がたたり、ある時期に身体を壊し、寝込むようになりました。そうした経緯から、うちは生活保護を受けることとなりました。
そして、当時中学生だった私は、このままじゃいけない。私が家族を支えていかなきゃいけない。こんな想いで中学卒業後、社会に働きに出ました。
しかしながら、中卒の私が社会に出てもなかなか上手くいかず、道を逸れ、挫折をした時期もありました。
その時には、
「今の政治になんかなにも期待をしていない。政治家に何を言っても変わらない。」
そんな漠然とした諦めと寂寥感が入り混じったような感情を持ち、政治に対しての不満を口にしていたことを思い出します。
ただある時期に、私は一枚の絵画に出会いました。
フランスの画家であるポール・ゴーギャンの
「我々はどこから来たのか。 我々は何者か。 我々はどこへ行くのか。」
というタイトルが付けられた作品です。
それを見たときに、
「私は何のために生まれてきて、この一時代で何を成して、どう死んでいくのだろう。」
そんなことを漠然と考えました。
そして、その思いは日に日に強くなり、
「たった一度の人生ならば、世のため、人のために役立てる人間でありたい。不平不満に口を動かしていても世の中も生活もちっとも良くならない。自分たちが生きる時代だからこそ自分たちが手を動かし、足を運ぶことで未来を切り拓いていこう。」
そんな想いを持つようになり、政治の道を志しました。
しかし当時、周囲の友人や先輩方からは、
「中卒のおまえが政治家になんてなれるわけがないだろう。バカじゃないのか。」
というようなことを言われ続けました。
確かに私のような経歴の人間が政治家を目指すということは、おこがましいことであったかもしれません。ただそれでも、私は、諦められませんでした。
「現状に屈するのか、未来を拓くのか。全ては、自分自身の行動が未来を決める。」
そう自分に言い聞かせ、一念発起をして、周囲の大人たちに支えられ、働きながら18歳の時に通信制の平沼高校に進学し、働きながら呉竹鍼灸柔整専門学校、慶應義塾大学 経済学部 通信課程に進学をしました。
そして、多くの皆様に支えて頂き、現在は、立憲民主党の衆議院議員として皆様から国会へと送り出して頂きました。
私のような環境境遇で育った人間でも、諦めずにコツコツと頑張り続けた結果、目標を実現し、国会というスタートラインに立たせて頂くことができました。
目指した目標の壁は高く、険しい道のりではありましたが、大切なのは、
"果敢に挑戦し、失敗から学び、成功するまでやり続けること。"
だと自分に言い聞かせて、今日まで歩んで参りました。
多くの人たちが今現在も重ねている本気の努力は、きっと結果に繋がり報われるものだと信じております。
私は、貧しさと暴力が身近にある環境で育った経験から、政治家として実現したい目標は大きく 3 つございます。
一つ目は、「豊かな社会を創ること」
二つ目は、「平和な世の中を護ること」
そして三つ目は、
「“平和”で”豊かな”社会がいつもいつまでも続く”持続的”な世の中 を創る」こと。
これが私、中谷一馬の政治家としての目標でございまして、笑われるかもしれませんが、端的に言えば、「世界平和」の実現という大きな理想を持っています。
ただ、こうした話をしていると、「一馬くん随分大きなことを言っているけれど、そんなの無理に決まっているじゃないか」と仰る方がいらっしゃいます。
自分でも大きなことを言ってるのは、重々承知しております。しかし、政治家が前を向いて夢を語らずに一体皆様に何を伝えるのでしょうか。
いまの世の中に必要なのは、
「頑張れば明日はもっとよくできる。未来はきっとより良くなる」と、一人ひとりが希望を持てる、そんな展望を打ち出し、その目標に向かって着実に歩を進めることであると考えています。
だからこそ、無理なんじゃなくて、どうやったらできるかなということ考え、その一歩を踏み出すことが、道が拓くと確信を持っております。
「信念を持って進み続け、諦めずにやり続ければ、夢は実現できる。」
この信念をモットーに、私は地域から日本を変え、日本から世界を変え、世界から未来を変えていく。
子ども達の未来のために。
働く市民の皆様のために。
そして時代を頑張って作ってきてくれたおじいちゃん、おばあちゃん。
一人ひとりの生活に希望をもたらすために、今後も地に足をつけ、一歩一歩前に進んでいきたいと思います。
世の中から「貧困」と「暴力」をなくすという理想を実現すべく、「平和」で「豊かな」社会がいつもいつまでも続く社会を創るという夢に向かってコツコツと日々精進頑張りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。