武蔵小杉で話題のキャリア教育予備校Withdomにお邪魔しました! | 中谷一馬オフィシャルブログ「おもしろき こともなき世を おもしろく」Powered by Ameba

武蔵小杉で話題のキャリア教育予備校Withdomにお邪魔しました!

滝田孝徳県議(川崎市中原区選出)と武蔵小杉で話題のキャリア教育予備校Withdomにお邪魔しました!

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みなさま、”キャリア教育”という言葉をご存知でしょうか。

「生きる力を育む教育」や「職業についてもっと考えさせる教育」など解釈は人それぞれ様々かと思います。

今回は、そんな”キャリア教育”に重点をおいた教育をしている予備校「Withdom武蔵小杉本校」にお邪魔しましたので、どんな教育をしているのかなどをお伝えしたいと思います。

ご協力いただいたのは、Withdomの運営会社の株式会社tyotto代表取締役、新井光樹( @koki_arai41 )さんとWithdomの室長である小形雄大さん( @ogatayudai_)です。

 

◆そもそも

なぜ、私がWithdomへお邪魔することになったのかというと、もともと私と新井さんがA.verの林 尚弘社長からご紹介を頂いたことがキッカケで知り合い、今回武蔵小杉に塾を作られたということだったので見学に行きました。

武蔵小杉から徒歩1分という好立地なビルにその教室はありました。

 

◆塾なのに塾じゃない空間

入って早々驚いたのが、塾とは思えないようなおしゃれさ。

いわゆる勉強机みたいなものはなく、カウンターテーブルやソファーなどがあり、最近のベンチャー企業のオフィスみたいな教室だったのです。

こんな綺麗な教室で学べたら、モチベーションも上がりそうな気がしました。

 

◆なぜ予備校を運営しているのか

「ただ暗記詰め込みで受験をして、それほど行きたいとも思っていない大学に無理やり行ってほしくありません。」

そう話してくれたのは22歳でこの会社を経営している新井さんでした。

「偏差値の高い大学に行くのはすごいこと。努力しただろうし。でも人それぞれ個性があって価値観が違う。それなのに全員同じ5教科を勉強して無理やり大学に行くって、別に5教科の偏差値が低くても幸せに生きていく方法はあると思うんです。」

確かに大学進学はあくまで選択肢の一つ。それなのに今の日本は大学に行かなければ将来の選択肢がかなり狭まります。

「だからWithdomでは、受験勉強をやりつつも『なぜ勉強するのか』『これからの人生をどう生きていきたいのか』を常に意識させます。数学だって、ただ計算をするんじゃなくて論理的に物事を考える力をつけるとか、そういう目的で勉強すれば偏差値では計り知れない力をつけることができる。その力は大学に行かなくても、将来生きていく上で自分を助けてくれる力になる。」

Withdomは”社会で活躍できる力をつけるための受験勉強”だと捉えているんですね。

 

◆日本の高校生は社会のことを何も知らない

新井さんは真剣な眼差しで話を続けました。

「日本の高校生って将来の夢がない子が多くて。あとは自己肯定感が低いというか。大げさにいうと生きてることが楽しくなさそう。僕もそんな感じでしたけど人生で成し遂げたいことを見つけた瞬間に変わったんです。おれがやらなくて誰がやるって(笑)だから、すぐに将来やりたいことを決めろとは言わないから高校生のうちから視野を広げてほしいなと思ってプログレスタイムという時間を設けたんです。」

 

◆日本でここにしかない「プログレスタイム」

プログレスタイムとは、今起きている社会問題や未来に起こることをテーマに高校生だけで考える時間だそうです。

具体的には「シンギュラリティが起きたあとの世界で必要とされる人になるには」や「アベノミクスに賛成か反対か」などなど。

これらのテーマを、まずは各自で調べ知識を深めそれぞれが発表したことで議論する時間。

アクティブラーニング形式で進められていきます。

各自レポートを作成したり、ブログを生徒が更新しているのできになる方はぜひご覧になってください。

正解のないものに対して、考えるということ – Withdom武蔵小杉の生徒ブログ

 

◆日本から塾をなくすために塾をやっている

「全国の子どもたちが受けたい教育を受けられる。そんな国にするために僕は、文部科学大臣になって公教育を変えたいです。」

20歳でWithdomの教室長を担っている小形さんは、公教育を変えるために将来は文部科学大臣になることを目標にされているそうです。

「もちろん文部科学大臣になることが目標ではありません。公教育をより良くするための手段です。問題の一つとしてあるのが教育機会の格差。お金がなければいい教育を受けられないなんて、本人にとっても国にとっても大きな損失だと思います。だから公教育で、みんなが平等に受けられる教育だけで幸せになれる子どもを増やせるように塾を潰したいんです。」


若者のこうした志はとても素晴らしいものだと心が洗われる思いでした。

 

◆最後に

「今までの塾にはない、全く新しい形でやっていると思うんだけど、親御さんとかって反対しない?もっと受験勉強させろって。」

塾・予備校というくくりで事業をやっている以上、やっぱり気にするのは成績なんじゃないかと思いこんな質問をしました。

「全員偏差値がとても上がっているので、そう言われたことはありません。もちろん『勉強しろ!』とか『偏差値の高い大学行け!』とか言ったことはありません。(笑)」

 Withdomの価値観が日本全国に広がっていくことが、もしかしたら日本の教育をより良くするのかもしれません。


私も永田町で公教育の改革に寄与できる人間になれるように、日々精進頑張ります。

※参考)


予備校の常識が変わる

 Withdom武蔵小杉本校のホームページ

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