26釣行目は、油谷まで行っても、ダメよダメなトキは・・ | ギダちゃんのカヤックに釣りに野球や旅の日記

ギダちゃんのカヤックに釣りに野球や旅の日記

釣りが好き。
野球観戦が好き。
最近、カヤックフィッシングも始めました。
フライフィッシングや仕事で46都道府県を旅してきました。あと和歌山県に行けば全県制覇です。
今日も全力で楽しみますよ〜(^o^)/

申し訳ありません。
とうとう、二週間遅れの過去ログとなってしまいました。
この記事は、11月22日の釣行記となります。あしからずm(_ _)m

以下本文

最近は、釣行間隔が開いているぶん
一回の釣行にかける意気込みにはタイヘンなモノがあります。

秋の真鯛釣りでソコソコの結果を出したつもりのギダは、そこからターゲットを青物へチェンジしていきました。
そのために道具もパワーアップさせ、イメージトレーニングを日々積み重ねて
かぁらぁの~
満を持して迎える晩秋の三連休となったわけです。

例によって、海況予報とにらめっこしていると、三連休の真ん中22日は山陰側が凪の様子

そうなれば、青物に出会える確率が一番高いところを目指して行くしかないですよね~ってことで、油谷半島を選択するのは、ギダの中で必然です
(^_-)-☆

出発は土曜日の夕方として、その日は朝から釣り針の仕込みをやりました。

今さらなぜ?日々の努力ってなんなの?

ハイハイ^o^当然の疑問にお答えしますよ。

最近その油谷半島で釣りをした釣友から、50ポンドテストラインをブチ切られたと聞いたからですよ
((((;゚Д゚)))))))ガクブルもんですわ。

今迄、真鯛を釣るためハリスに使用していた「シーハンター8号 50LBテスト」に不安を感じることはなかったのですが、ちょっとコレではね(・_・;

確かその釣友は、ハリスにザイニーマノットを使っているとか?ザイニーマノットの破断強度は、2号で30LBですからギダがこの度使用する15号は、もはや並みの魚では破断不可能な最強ハリスですね。

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写真左下が、ザイニーマノット15号を二重にして針に結束したものです。
それをプレスリングに2本、針先が内向きに向かい合わせになるよう取り付けました。

さてっ(^-^)/

そいつをジグに取り付ければ準備万端ですよ。
荷物を車に詰め込んで、真っ赤なカヤックをルーフキャリアに載せたら出発です。

出発時刻は17:00ジャストでした。

んがっ(≧∇≦)

広島市内は渋滞気味、さらに広島西バイパスはすし詰め状態です。

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この先で車両火災がありました。
単独で、エンジンルームから車内まで延焼していましたが、乗員は見当たらなかったです。無事を祈りつつ通過。

んでっ(^-^)/

その後は順調にドライブして、現地の仮眠ポイントへ到着したのは午前零時前

目覚ましを4時半にしかけて寝袋へ滑り込みます。今回から荷物をコンパクトに収納しているので車内泊も楽になりました。

んでっ(((o(*゚▽゚*)o)))

毎度のことながら、目覚ましが鳴る前に目が覚めて、早速、出港地へ移動開始(^-^)/

田んぼ脇の舗装されたあぜ道から細いダートに入り、慎重に車を進めると海岸に出ることができます。

この場所は、そこまで来て初めて海の状況がわかるような地形でして、前回ここへ来たときは、ギダの予想に反し波が高く巻きながら海岸に打ち寄せていて、とてもカヤックを出すことは無理な状況でした。
やむなくそこでの釣りを諦め、瀬戸内の上関に大移動したのは記憶に新しいところです。

この日の海は、少し波っ気がある程度で風も無く、絶好の釣り日和になりそうで安心しました。

程なくギダの後から一台の軽ワンボックスカーがゴトゴトと音を立てながらやって来ると、中から二人の方が降りてきて挨拶を交わします。

そして、早速の釣り談議はお互い釣り師の証しですね。

お二人は初めてこの釣り場に来られたそうなので、ギダは、この場所の地形のことやらなんやかやと、名物おじさんのことを話しました。

「もう少しすれば、その辺りの草むらからオジサンが出てくるから驚かないでください。」
「最初に『おたくら初顔じゃね』って言われますよ。」
「最近の釣り場の状況をよく知ってますから、いろいろ聞いてみるといいですよ。」

この話しの後、お二人の意識は草むらにチラチラと注がれている様子です。
ギダは、まだ真っ暗な現場でカヤックの固縛を解き始めましたが、その数分後

「今聞いた話しのとおりでした。ほんとにオジサンが出てきて・・・」と先ほどの人、すると、その肩ごしに「やあ、おはよう、ようきたね」と、懐かしいオジサンの顔が笑っています。

嬉しいことですね、縁も所縁もなかった地に、親戚のように慕わしい人が居て、互いの無事を喜び合えるなんて。

その頃から、一気に辺りが明るくなってきて、みんな釣の準備に忙しく動き回りはじめます。

この日、北九州から来られたカヤックフィッシャーの方が一人、ギダより少し早く出港して行きました。。

ギダも、名物おじさんと言葉を交わしたあと出港します。

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海上は、うねりがあるものの風は弱くて天気も薄曇り、釣り日和ではありますが魚っ気が薄い感じです。

沖の沈み根まで一目散に漕ぎながら、辺りにナブラが出ていないか見渡しますが、単発のライズさえ見つけられません。

しばらく、沈み根の周りでベイトの群れを魚探で探し回りますが、なかなか見つからず。
やっとの事で見つけた魚群にスロージギング用のジグを投入し、ロッドをしゃくります。

・・・

反応無し

再度ジグを海底に落とし、ロッドをグィ~ンと煽り、スッっと戻しながらジグを落としつつ、ハンドル1回転1メートル巻きのリールを半回転させる動作で海底から10メートルの高さまでそれを繰り返し、魚を誘います。

・・グググッ

何やら弱いアタリがありましたがハリ掛かりせず???って感じです。

マいっか~

この調子でやってれば、そのうち釣れるでしょう。

この考えが、仇になりました。

この後、北九州のカヤッカーが40~50センチくらいの真鯛をタイラバで釣りあげているのを見ましたが、ギダは、あくまで青物狙いですから、そのままジギングを続行します。

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で・・・


ギダは、青物のナブラを探すため、北九州のカヤッカーと会合したポイントから約2キロ南下してみましたが、その辺りは全く魚っ気が無く、ふと、元の方向をみると鳥山が出ているのを発見!

すぐさま戻ろうと必死にパドルを漕ぎましたが、いかんせん風向きは向かい風!
それでも諦めず、約30分の格闘の末に到着するもナブラは終了~
チーン(;゜0゜)

その後、もう一度だけナブラを見ましたが、すぐに沈んでしまい

はいオシマイ

残念ですが、昼過ぎの潮止まり時刻なので丘に戻りました。

嬉しいことに、浜ではおじさんが出迎えてくれ、くたくたに疲れていたギダを見かねて海からカヤックを揚げるのを手伝ってくれました。

今回も、片道200キロを超えたこの地に釣れる可能性が低い大物を狙ってやって来ましたが、このような残念な結果になっても、もう二度と来るもんか!なんてゼンゼン思いませんよ。

50ポンドラインを切って逃げるような大物と相まみえることを夢見て



ギダは赤いカヤックを車の屋根に載せ、トコトコと家路についたのでした。