昨日はパクちゃん(ファンはそう呼んでます)のコンサートが、大阪の損保会社内にあるフェニックスホールのアフタヌーンコンサート(平日の昼にやるのでそう呼んでるらしいです)に14時開演で休憩20分を含む2時間聴いて来ました。

今回も早くから完売で、330席でおば様方が多かったです。

フェニックスホールでは初めての演奏で、以前も計画されていたが、コロナで中止されたとのことです。

自分としては3回目で9年ぶりです。

定番のスカルラッティーから始まり、4楽章ある無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番BWV1005と余り聞くことの出来ない曲をヴァイオリン楽譜で聞くことが出来素晴らしかったです。

後半にバリオスを入れたのは彼がバッハに傾倒していたからで、この曲を入れたとのこと。

譜面台は用意してあるものの、めくっている様子はなく、タブレットでもなく、終演後譜面台を客席から見てもわかりません。

今年の5月からバッハシリーズは始まり計8回(今回は5回目)で、その後韓国に戻り6回の公演があるそうです。

アンコールはアルハンブラの思い出で世界でもトップクラスのトレモロです。

来年で40才ですが、いつまでも可愛いパクちゃんでした。

昨日は片道2時間かけて、初めて琵琶湖ホールまで聞きに行きました。320名ほど収容する

小ホールでギターには丁度良いホールで全て完売でした。

ティボー・ガルシアを聞くのは初めてです。申し込みが早かったので、前から2番目です。

正面だと前の人の頭とかで良く見えないので、いつも端の中央よりに座ることにしてます。

 

 

映画「マチネの終わり」で福山雅治さん、石田ゆり子さんらと本人役で出演されてた方で、スペイン系のフランス人で1994年で生まれで、今まで6つの国際コンクールに出て全て優勝されています。

この映画のおかげで福山さんは高級ギターを何本も買い、石田ゆり子さんもギターを始められたと聞いてます。

14時になり、いよいよ登場で、めっちゃ男前でブルーのスーツで靴下もブルーでした。

 

初めに日本語で「こんにちわ!」と挨拶があり、前半はオールバリオスで、当初より少しプログラムが変わりましたが、音がすごくきれいで、ギターは、ベルナベ二世(おそらく

最上級のロイヤル)でネット情報だと使用弦はサバレスカンティーガらしいです。

海外の演奏家は、アグスチン・バリオス・マンゴーレと言うのに、日本人はマンゴーレを省略します。

おそらく日本人はミドルネームがない為そういう習慣がないのでしょう。

自分もベルナベ一世のミレニアム(ロイヤルと同じ)を持ってますが、音が全然別物です。

2,3曲終わるたびに英語で話がありましたが、ほぼわかりません。

「私は、日本が大好きです」とそれだけわかりました(( ´∀` ))

大聖堂の1音目から感動しました。これほど感動したのは初めてかもしれません。

音符どうりでなく、フレージング毎に揺らした演奏です。

それが、心地良い演奏だと思います。

アンコールは、ロドリゲスのラ・クンパリシータとマラン・マレーの人間の曲(知らない)で多分来年も来るのでしょう。

 

 




左の写真は1970年(月は不明)
22才の時の発表会で、右の写真は2023年12月74才の練習会の自分です。
フォームとかできるだけ昔の自分に合わせました。
左のギターは中出六太郎、右のギターはベルナベ1世のミレニアムモデルです。