昨日は片道2時間かけて、初めて琵琶湖ホールまで聞きに行きました。320名ほど収容する
小ホールでギターには丁度良いホールで全て完売でした。
ティボー・ガルシアを聞くのは初めてです。申し込みが早かったので、前から2番目です。
正面だと前の人の頭とかで良く見えないので、いつも端の中央よりに座ることにしてます。
映画「マチネの終わり」で福山雅治さん、石田ゆり子さんらと本人役で出演されてた方で、スペイン系のフランス人で1994年で生まれで、今まで6つの国際コンクールに出て全て優勝されています。
この映画のおかげで福山さんは高級ギターを何本も買い、石田ゆり子さんもギターを始められたと聞いてます。
14時になり、いよいよ登場で、めっちゃ男前でブルーのスーツで靴下もブルーでした。
初めに日本語で「こんにちわ!」と挨拶があり、前半はオールバリオスで、当初より少しプログラムが変わりましたが、音がすごくきれいで、ギターは、ベルナベ二世(おそらく
最上級のロイヤル)でネット情報だと使用弦はサバレスカンティーガらしいです。
海外の演奏家は、アグスチン・バリオス・マンゴーレと言うのに、日本人はマンゴーレを省略します。
おそらく日本人はミドルネームがない為そういう習慣がないのでしょう。
自分もベルナベ一世のミレニアム(ロイヤルと同じ)を持ってますが、音が全然別物です。
2,3曲終わるたびに英語で話がありましたが、ほぼわかりません。
「私は、日本が大好きです」とそれだけわかりました(( ´∀` ))
大聖堂の1音目から感動しました。これほど感動したのは初めてかもしれません。
音符どうりでなく、フレージング毎に揺らした演奏です。
それが、心地良い演奏だと思います。
アンコールは、ロドリゲスのラ・クンパリシータとマラン・マレーの人間の曲(知らない)で多分来年も来るのでしょう。