友人や知人に、美味しいお菓子を頂戴していたので、道の駅でセット販売されていた
アジサイとグラジオラスなどを飾り、お茶をしました。
アジサイといえば、オタクサもですが、
ジョゼフィーヌの娘、オルタンス・ド・ボアルネ を思い出します。
オルタンスの名は「アジサイの花の名から」 だと思っていたのですが、逆で、
植物学者でもあるフィリベール・コメルソン氏が、その名もない花を呼ぶにあたり、
意中の高貴な婦人の名前、オルタンスを用いたのが始まり（1771 or 1773） だそう。
花（西洋アジサイ） の名前は、「オルタンシア hortensia（男性名詞）」です。
１８０２年、１９歳のオルタンスは、ナポレオンの弟ルイ・ボナパルトと、子孫繁栄のためやむなく結婚。１８０６年には、ホラント王国の王妃になりましたが、１８１０年に離婚（母も同年１月１０日ナポレオン１世から離婚され以前より親密になるも１８１４年５月肺炎で急逝）。
５４歳だった１８３７年１０月５日、亡命先のスイスの小さなアレネンベルグ城で、子宮癌との闘病の末（痛み止めにアヘンを使用していたので幻覚を見ていたのでしょうか）、
三男ルイ（シャルル・ルイ 1808/4〜1873/1） に看取られ、波乱に富んだ生涯を閉じました。
１８５２年１２月２日、ルイは、第二帝政の皇帝 「ナポレオン三世」 として即位しますが、伯父のナポレオン一世と同一の男性染色体は無いといわれていますね。
翌年１月３０日、４４歳で、２６歳のウジェニーと結婚します。
今回のテーブルは、仏語で育ち、ファッションリーダーでもあった、スペインの伯爵家のウジェニー（ユジェニー Eugenie） にちなみ、 アビランドのウジェニーもセッティングしました。
《アビランド / ウジェニー》
エリゼ宮のお品はデザイン違いで手描き
といわれますが
現在は使用されていないような？
２０１８年 マクロン大統領も
エバリスト・リシャール氏デザインの
「ブリュ・エリゼ」をセーブルに注文しています
ディナー皿９００枚 小皿３００枚 ６千万円？
趙師秀の漢詩 《約客》
「黄梅時節（梅雨の季節を指す） 家家雨 ...」
次回のブログでお披露目の予定
香炉を洋風に変えていなかったｗ
🇫🇷 《クリストフル / マルメゾン》
オルタンスは寄宿舎学校サン・ジェルマン学院で
全友人に対して非常に親切であったので投票により
「優れた性格賞」 にも選ばれたそうですが
本人はそのように持ち上げられ目立つことを好まず
いつも謙虚に振舞っていたそう
《Ｎicolas Ｆeuillatte》
《センターピース / アンピール様式の台？》🇺🇸１st Dibs でも販売されています
Attributed to Baccarat バカラ （Designer）＄2,250
ベルエポック時代の品 １８８９〜１９１４年
Ｔeaポットセット＆Ｔhreeパーツボウルアンピール（帝政） 様式を踏襲し
1967年（昭42）にデザインされたシリーズ
オーストリア菓子 《サイラー》
オーストリア菓子＆パン 《サイラー》
シュトロイゼル
🍒チェリーのシュトゥルーデル
本当にありがとうございます 
♡オルタンスのドラマチックな物語！
📖サン・ジェルマン学院の成績表に書かれていたコメント「女市民（シトワエンヌ）オルタンスはこの上なく優れた性質を備えています。善良で感受性が強く落ち着いた性格です。うわの空になりがちな点を改善すれば、申し分ないでしょう」。綴りや歴史は苦手だったが、足が速く芸術にも秀で作曲もした。
⛪️1837年11月19日、母と同じリュエイユ=マルメゾンの「サン・ピエール=サン・ポール（聖ペトロ＆聖パウロ）教会」に埋葬された。カイザリアの司教 「聖オルテンス」 のステンドグラスがある。
💎オルタンスが 「ショーメにオーダーしたあじさいのブローチ」 は、自身の告白を聞き入れてくれたことへの感謝の想いを込めてスイスの修道院に贈ったもの。
ルドゥーテ 「美花選」 より
Pierre-Joseph Redouté 1759〜1840
＊ルドゥーテはマルメゾン城のバラや他の植物画を
描いた南ネーデルランド出身のベルギーの画家
🏰マルメゾン城がある都市 ＊紋章にはアジサイが！
リュエイユ＝マルメゾン（Rueil-Malmaison）は
イルドフランス地域圏オー・ド・セーヌ県の都市
🇺🇸１st Dibs ベルエポック時代の品１８８９〜１９１４年
我が家のとはブロンズ台のみデザインが少し違う
Baccarat （Designer）Bronze,