今回は、いつも多くの方にご訪問いただくブログ (2020年) のリライトです。
ダルメイン エステート
マーマレード大会 「英国・オーストラリア・日本」
昨年、ダルメイン邸の番組の再放送を拝見しました
ダルメイン邸 (谷間の邸宅の意) でお暮らしの ヘーゼル=マッコシュ家 では、
スコーンに、たっぷりの マーマレード をつけて、クリームティーを楽しまれるのだそう (一般的には朝食の食パン用 ・ 午前中のジャム)
また1679年から伝わるマーマレードの歴史が、
「世界マーマレードアワード&フェスティバル (2005〜 チャリティー)」 を始めるきっかけになり、
現在では、世界各国から3千本を超える応募が届くそうです。
12代当主夫人 ジェーン・ヘーゼル = マッコシュさん は、義母、
シルヴィア=メアリー・マッコシュさんから、ガーデニングの真髄も学ばれました。
ダルメイン邸の名が冠された ブルーポピー (ヒマラヤ原産) も有名ですね。
「スコーンを
マーマレード で食べたことはありますか?
まずは
マーマレード をたっぷりとつけるのよ」
Sir Edward Hasell
1675年 ダルメインの屋敷は
ペンブロック伯爵夫人でもあった
Lady Anne Clifford の執事をしていた
Sir エドワード・ヘーゼルが購入
同名の長男が領地を継承した
湖水地方アルズ湖北東の町ペンリス
(約14,400人) にあるダルメイン邸
昔は使用人が40人ほどだった
ダルメイン邸の歴史は
ヘンリー2世 (1133〜1189) まで遡る
Shop ・ Tearoom なども
ジェーン・ヘーゼル = マッコシュさん
「私たちは子供のころから
マーマレードを作ってきました」
「先祖が何百年も前から
マーマレードを作り続けてきた台所」
「スペインのセビリア産 オレンジ は
苦味があって皮も固めで最適 (オーガニック)」
みかんのように見えますね
「17世紀に使われていたとっても重い銅鍋
広口の銅鍋の方が水分が蒸発しやすいので
寸胴鍋は使用しません」
「水&レモン2個を入れ1時間半ほど煮ます
種には魔法 (ペクチン) があるのよ」
「レモンは固めるのを助け
特有の苦味も与えてくれます」
オレンジの皮を細かくカット
「🌿ハーブをカットするハサミを使うと
包丁より効率的です」
「水を足し砂糖を入れさらに20分煮ます」
数回に分けて入れるそう
「これくらいの硬さになるまで煮詰めます」
「300年前とほぼ同じレシピを使って」
画家 ニック・バシャルさん
「クリームも マーマレードも好きだし
常識にしばられる必要はないからね」
アフタヌーンティーではなく
スコーン&紅茶の「クリーム・ティー」
米国などでは 「デヴォンシャー・ティー」
🌹英国ではクリームティーが多いそう
「Mediaeval Hall Tearoom」 でも
スプーンが添えてあるのと無い画像が...
Tearoomのジャムは
マーマレードだけではないです
「クリームが先だと
マーマレードが塗りづらいしね」
🌹王室はチャールズ国王がコーンウォール
公爵だったで コーンウォール式
クロテッドクリームファーストは
デヴォン式 (カミラ王妃も)
長女ハーマイオニーさんはプロの写真家
(結婚なさっています)
次女ベアトリスさんは画家
「おばあちゃんがよく孫の名前付きの
マーマレードをくれたわね
18人の孫のために18瓶のマーマレードを」
お母様と庭仕事をする
長男ジョージさんは会計士
(三人はロンドン在住)
12代当主
ロバート ・ ヘーゼル = マッコシュさん
ハリネズミは大切なギボウシを食べる
ナメクジを駆除してくれる
ダルメインの桜
ヒレハリソウ (英名 コンフリー)
肥料にもなるそう
ジェーンさんが大好きな花
旧友たちとの会食
ギボウシの若葉など
切ったチャイブと花もまぶして
挙式 10月4日?
素敵な笑顔は いまも同じ (三女)
ジェーンさんデザインのドレス
お襟もとても素敵
💍 素敵なサファイア
💐 ダルメインのお花のブーケは
地元の女性の手作り
お義母様 シルヴィアさん
ダルメインの11代目女性当主
シルヴィア= Mary ・ McCoshさんの著書
BETWEEN TWO GARDENS
The Diary of two Border gardens
1982 12/1
TWO GARDENS とは
ダルメインとスコットランドの邸宅の庭
スコットランドは夫Bryce・McCosh氏の邸宅
結婚するハーマイオニーさんへ
冬のダルメインの草花でブーケ
シルヴィアさん亡きあと新種に認定された
ダルメイン (ブルーポピー)
薄紫からブルーに...
訪ねてくれる人みんなの庭
「この庭を私のものと思うのは間違っています
人々と分かち合うのが大切だと思っています
神様がもたらしてくれたものですから...」
努力の賜物とはいえ、ホントに素晴らしい日々ですね!
以前は、朝食用 (午前中のジャム) だったマーマレード ですが、
いまでは、チーズや白ワインと一緒に、デザートタイムでもいただくようになったとか。
余談ですが、
フォーマルなアフタヌーン・ティーでは、スリーティア (三段) スタンドなどに、スコンを置く場合、一番上、または別皿でサービスするのが正式で、真ん中に置くのは、下町のマナー といわれるそう。
また王室では、スタンドは使用せず、お皿をたくさん並べるのが正式 だそうですが、アフタヌーン・ティーとはいわず、サパー (軽い夕食のこと) というそうですよ。
*上段にセッティングするのはスコンの熱で冷たいケーキなどが温まらない配慮
*スコンはアッパークラスと発祥の地スコットランドの発音
ダルメイン邸についての参考サイト
シルヴィアさん(享年68歳)
関美奈子氏 「メインテーマ曲」
《ダルメイン2話》
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