先日(2020年7月)、ダルメイン邸の番組を拝見しました (*画像は番組よりお借りしております)。
ダルメイン邸 (谷間の邸宅の意) でお暮らしの、ヘーゼル = マッコシュ家では、スコーンに、たっぷりの マーマレード をつけて、クリームティーを楽しまれるのだそう (本来朝食の食パン用 / 午前中のジャム)。
また1679年から伝わるマーマレードの歴史が 「世界マーマレードアワード&フェスティバル(2005〜 チャリティー)」 を始めるきっかけになり、現在では、世界各国から3千本を超える応募が届きます。
12代当主夫人 ジェーン ・ ヘーゼル = マッコシュ (1954.2) さんは、
義母、シルヴィア = メアリー・マッコシュさんから、ガーデニングの真髄も学ばれました。
ダルメイン邸の名が冠された ブルーポピー (ヒマラヤ原産) も有名ですね。
Mrs. Elizabeth Jane Hasell-Mccosh
「スコーンを
マーマレード で食べたことはありますか?
まずは
マーマレード をたっぷりとつけるのよ」
Sir Edward Hasell / 1642〜1707
1675年 ダルメインの屋敷は
ペンブロック伯爵夫人でもあった
Lady Anne Clifford の
執事をしていた
Sir エドワード・ヘーゼルが購入
同名の長男が領地を継承
湖水地方アルズ湖北東の町ペンリス
(約14,400人) にあるダルメイン邸
昔は使用人が40人ほどだった
Shop ・ Tearoom なども
「私たちは子供のころから
マーマレード を作ってきました」
「先祖が何百年も前から
マーマレード を作り続けてきた台所」
「スペインのセビリア産 オレンジ は
苦味があって皮も固めで最適(オーガニック)」
「17世紀に使われていたとっても重い銅鍋
広口の銅鍋の方が 水分が蒸発しやすいので
寸胴鍋は 使用しません」
「水&レモン2個を入れ1時間半ほど煮ます
種には魔法 (ペクチン) があるのよ」
「レモンは固めるのを助け特有の
苦味も与えてくれます」
「ハーブをカットする ハサミを使うと
包丁より効率的です」
「水を足し砂糖を入れさらに20分煮ます」
数回に分けて
「これくらいの硬さになるまで煮詰めます」
画家 ニック・バシャルさん
「クリームも マーマレード も好きだし
常識にしばられる必要はないからね」
スコーン&紅茶の 「クリームティー」
🇬🇧英国では16時〜のクリームティーが多い
*クリームティーでは 「ケーキは食べないそう」
「Mediaeval Hall Tearoom」 でも
スプーンが添えてあるのと無い画像が...
Tearoomのジャムはマーマレードだけではない
「クリームが先だと
マーマレードが塗りづらいしね」
🌹王室はチャールズ国王が
コーンウォール公爵だったのでコーンウォール式
クロテッドファーストはデヴォン式 ←カミラ王妃
長女ハーマイオニー・Sylvia Aliceさんは
プロの写真家 / 1987
次女ベアトリスさんは画家 / 1990
「おばあちゃんがよく孫の名前付きの
マーマレードをくれたわね
18人の孫のために18瓶のマーマレード」
お母様と庭仕事をする
ダルメインの桜
挙式 10月4日
素敵な笑顔は いまも同じ
ジェーンさんデザインのドレス
お襟もとても素敵
💍素敵なサファイア
💐ダルメインのお花のブーケは
地元の女性の手作り
素敵な肖像画
Rose Castel の 64代目司教だった
お義母様 シルヴィアさん
ダルメイン邸11代目 女性当主
シルヴィア= Mary・McCoshさんの著書
BETWEEN TWO GARDENS
The Diary of two Border gardens
1982 12/1
TWO GARDENS とは
ダルメインとスコットランドにある邸宅の庭
スコットランドは夫Bryce・McCosh氏の邸宅
結婚するハーマイオニーさんのために
冬の草花でブーケを!
ダルメイン ブルーポピー
🌹「英国、オーストラリア、日本」で開催
マーマレード、今では、チーズや白ワインと一緒に、デザートタイムでもいただくようになったとか!
フォーマルなA・ティーでは、スリーティアスタンドなどに、スコンを置く場合 「一番上、または、別皿 (一番正式!)」 でサービスするのが正式で、 「真ん中に置くのは、下町のマナー」 といわれるそう。王室では、スタンドは使用せず 「お皿をたくさん並べるのが正式」 ですが、A・ティーとはいわず 「サパー (軽い夕食)」です。
☆上段にセッティングするのは 「スコンの熱で冷たいケーキなどが温まらない配慮」
☆「○スコン (×スコーン)」 は、発祥の地スコットランドとアッパークラスの発音
シルヴィアさん *享年68歳
次女ベアトリスさんの絵画
1630年、2番目の妻としてフィリップ・ハーバート(第4代ペンブローク伯爵、第1代モンゴメリー伯爵、KG:Knight of the Garter / 584年 - 1650年)と結婚。
🏡ダルメイン邸がモデル *南オーストラリア