🌹2019年10月5日のブログです。

☆追記

2020年は、まだシャンパン入りの記載があったのですが、2021年のバレンタイン時期には、ほとんどのサイトが 「ブランデー入り」 の記載になっていました!   が

 

下記のお品は、まだ残念な状況です。

 

 シャンパン・トリュフの名称について、シャンパーニュ専門店の方に伺ってわかったのですが、シャンパーニュ地方 (女性名詞 La) で造られたお酒は、泡物シャンパーニュ (男性名詞 Le) 、マール、ラタフィア、ロゼデリセー、コトーシャンプノワ (赤白ロゼ) なども 「シャンパーニュ (地方のことを指す)」  というそうで、紛らわしいですが 「シャンパン・トリュフ (シャンパーニュ産のお酒が入ったトリュフの意)」 と称しても、問題はないのだそうです。

しかしながら、日本では、原材料名も 「洋酒 (問題ない表示)」 のみ」になっていますので、詳しい方でない限り 「シャンパンの芳醇なアロマ、高貴なアロマ、シャンパンガナッシュ」 と記載があれば、泡物だと勘違いしてしまうようには思います。販売員さんでさえ 「長い間泡物シャンパーニュ入りと勘違いしていました」 とのこと。何だかね〜なお話でした。

 

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今回は,

10年近く前から勝手に悩みのタネ になっているお話です😅

 

日本でも人気の、🇬🇧英国の、

シャ(ル)ボネルエ・ウォーカー 「ピンクマール・ドシャンパーニュトリュフ」

 

こちらのトリュフに、

シャンパーニュ が入っていると、 勘違いなさっておられる方がいらっしゃるの

ですが、 

 

💖 シャンパーニュ 、 入っていないのです!

 

Charbonnel et walker

英語 truffletrʌ'fl トゥラッフル)

仏語 truffe (女性名詞 トリュフ)

 

  

10年以上前でしょうか、、

シャンパーニュ入りということでいただきますと、

 

🍓いちごのフレーバーだけが... あれツ、、あれ  

 

🥂 シャンパーニュは...  いずこ?

  

 

それにしても、この、

強烈なイチゴ風味 (香料) のトリュフに、 シャンパーニュを

入れる必要が あるのだろうか?

 

 

ということで、パッケージをよくよく読みましたら、

 

MARC DE CHAMPAGNE

 

そう! シャンパーニュでは無く、

 

マール (搾りカス)・ドゥ・シャンパーニュ という

 

ブランデー(蒸留酒)でした〜!

  

 

左下の画像の↓原材料名 には、

ブランデー  ラム酒 香料 赤ビート色素 ・・」 と、表示してありますよ〜。

 

 

しかしながら、数年前までは、

多くの販売者も ピンク・シャンパーニュ入りと、間違って紹介 てあましたので、

仕方ないですね (○越百貨店の通販カタログ、某航会社の通販、英国在住女性の

販売サイトやブログ、アマゾンなど多数) 。

 

  Moët & Chandon のマールだそう

ブランデー&ラム酒の表示

赤ビート色素

ビートの赤い根菜から抽出・明るいピンク色で

イチゴのイメージにぴったり

 

 

💖まだまだ知名度がない マール・ドゥ・シャンパーニュ とはシャンパーニュの、

葡萄の搾りカスを蒸留 して造られる、

 

ブランデーの一種 !

 

シャンパーニュ専門店マチュザレムさまのサイトより引用いたしますと

『シャンパーニュ地方産のマールは、フランス最高峰として知られており、シャンパーニュに用いられる葡萄の質の高さを物語っています。量産できないことから、おまり出回らないお酒です。主に、食後酒として愛飲され、またお菓子や料理の味を引き立てるためにも用いられています』

 

有名メーカーのマールの輸入は、昔より増えました。イタリアの 「グラッパ」 も同じように製造されますが、知名度はダントツです。

グラッパの多くは樽熟成を行わないので 「無色透明なお品が多い」 ですが、樽熟したお品もあります。日本酒も 「粕取り焼酎」 を造っていますね (米焼酎と粕取り焼酎の違い → 🍶✨ )。

 

  ギィ シャルルマーニ /ヴュー 

マール・ド・シャンパーニュ

 ⭐︎vieux : 年数を経たお品 

 

 

 

マールを加えた

エグリ・ウーリエのラタフィア

 

 

また、シャンパーニュ地方には 「ラタフィアドゥシャンパーニュ」 という、VDL酒精強化ワイン があるのですが、これは 「未発酵のシャンパーニュ地方の葡萄果汁にマールを加え樽熟成させたもの です。

 

ラタフィアは 「エグリウーリエ」 のを飲んだだけですが、やや甘口で、エグリのシャンパーニュもそうですが、高級感はなかったです。 メーカーにより、もっと美味しいのもあるようですよ〜 (10年近く前エグリのはとても珍しかった ・ 7本のうち5本はプレゼント) 。

 

ちなみに、シャンパーニュ地方は、

女性名詞なので La Champagne」 

 

飲み物のシャンパーニュは、

男性名詞なので Le Champagne」 

 

 

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