🌹2018年12月のブログより
🌹持ち手付きの「Silver Bride's Basket」の記事をぜひともどうぞ。。
「花嫁のバスケットの歴史」
素敵なハンドルがついてます
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余談ですが、王室以外のアッパークラスの方は、アフタヌーンティーとは言われず「ティー」とだけ言われるとか。
また、家具などの「様式を揃え過ぎるのは、歴史がない成金か下々の方」なので、とても嫌がられるのだそうですが...。
しかもアッパークラスでは、アフタヌーンティーは、ほとんどの方があまりなさらないのだそう。
また、紅茶はストレートが多く、下々が好むミルクティー(ビルダーズティーが始まり)も、伝統的にあまり好まれないそうです。
「スコーンの発音は、スコン(ズ)」。階級が違うと、言葉や生活習慣も色々と違いますね。
RoyalCollectionTrust の、 Jacky Colliss Harvey氏によると「アフタヌーンティーは、英国文化の精髄のひとつ。セイボリーの後にスイーツをいただくという習慣は、今も残っていますが、
2〜3段重ねのティースタンドを使わずに、テーブルに
たくさんのお皿を並べるのが、本来のスタイルです」とのこと。
*スタンドは「ホテルやティールームから発祥」したスタイル。
英国の家庭での、フォーマルなアフタヌーンティーの場では、あまり見かけないのだそう(日本では スタンドがないといけないと思い込んでますし A・ティーを正しく認識して欲しいと言われる方も テーブルで使用されていますね 私も使いますけれど・笑)。
☆英国では、2段は「TWO TIER STAND」。3段は「THREE TIER STAND」。
☆王室では、アフタヌーンティーとはいわず「サパー(軽い軽食)」 です。
ディナーとは「正式な晩餐会」をさす言葉なので、日常的な夕食のことは、アフタヌーンティー同様「サパー」。こういうことが、階級による違いなのですね。
☆チャールズ皇太子がコーンウォール公爵なので、女王も「クロテッドクリームを上にして!」で召し上がる。デヴォン州は、クリームが下になります。
レシピ本『Royal Teas : Seasonal Recipes from Buckingham Palace』を監修したのは、さまざまな公式行事のケータリングにも携わり、多くのゲストをもてなした実績をもつ、王室ヘッドシェフのマーク・フラナガンさんと、ペストリー担当のキャサリン・カスバートソンさん。
エリザベス女王主催のガーデンパーティや英国式アフタヌーンティーからアイデアを得たという今回は「キャロットケーキやヴィクトリアスポンジケーキ、カルダモン&オレンジのショートケーキ、サマーベリータルトレットなど、40種類のセイボリーやスイーツ」を紹介。
☆デザートフォークとナイフ2本ですね
白蝶貝などは使用されていません
画像はお借りしております
なかでも注目は、エリザベス女王のお気に入りというレシピ。
とくに「ドロップスコンやスコッチパンケーキがお好み」だそうで、1959年、当時大統領だったフランクリン・ルーズベルトが王室の離宮バルモラル城を訪れた際、女王が自らドロップスコンを作っておもてなしをしたというエピソードも。
また、イギリス国立公文書館の資料によると、その後、女王が大統領に宛てた手紙には、ドロップスコンのレシピと “白糖の代わりに糖蜜を” などの、ワンポイントアドバイスも同封されていたそうです。
☆英語の綴りは「Drop scorns」。
別名「スコッチパンケーキ(Scotch pancakes)」。スコットランド州のパンケーキのこと。
💕チャールズ国王がコーンウォール公爵だったので
王室はクロテッドが上!ですが
カミラ王妃はクロテッドが下だそう
*Royal Teas: Seasonal Recipes from Buckingham Palace』は、2017年5月英国で発売。
*記事は、BAZAARなどより拝借いたしました。
*1993年に、 Royal Collection Trust が設立され、コレクション管理の他、ギャラリー運営、
グッズ販売に至るまで、近代的なシステムにより経営されることとなった。
初代理事長には、チャールズ皇太子が就任。