🖌 日本画

 

 

 

お気に入りの先生の掛軸

 

🍁 秋  色 (25号?  

 

 

 🕊 つ  る (巣ごもり12号 → 

 

 

 

先生が、1995年(平7. 11/14〜 翌 4/9)に、三越の4店舗で個展をなさった時の「価格表付きの図録」を、入手いたしました(79歳時・没年1997/6・81歳)。

 

 

どきどきしながら(笑)、拝見しますと、

我が家のつると同じような巣ごもりの鶴」が、掲載されておりました。

以前とは、技巧も違いますね。柔らかさもございますが、気迫をも感じます。

 

こちらの鶴の方が、好きかな〜 。(笑)

 

 

 晩年の「鶴」

 

 
 

しかしながら、こういう定番のような日本画を描くお若い方、いらっしゃるの

でしょうか・・??

掛軸もあまり売れないそうですし、こうやって時代が変わって行くのですよね。

我が家の掛軸も、いつの代まで大切に飾ってくれるでしょう・・ne。

 
 
↓「金泥」✨

我が家の「鶴」の掛軸(制作年不明)
 
鶴の尾の 「黒の垂らし込み↑」 に
恩師 前田青邨画伯の特徴が表れています

 

 

 

 

 

7. 巣ごもりの鶴 20号↑  当時500万円

 

 

*近藤  啓太郎 氏(作家)

『・・〇〇は、先祖代々の都会人であって、繊細にして洒落た感性を持っており、

すぐれた技巧によって滋味掬(きく)すべき絵を描いている。日本画の味とでも言う

べきものを最も感じさせるのが、〇〇の絵と言ってよいだろう』。

 

*滋味掬すべき : 豊かで深い精神的な味わいを汲み取るべき作品

 

 

 

團  伊玖磨 氏(旧男爵家の著名な作曲家。奥様は中華料理に長けた方)

『・・えも言われぬ 透徹した空気が流れ、気品が 電光のように迸(ほとばし)って

いる事に気付くのは、僕だけでは無いと思う』。

 

 

透徹 : 澄み切っていて明確に筋が通り曖昧な点がないさま

★中国語訳 澄清

団伊玖磨の祖父は「男爵 団琢磨」華麗なる一族  → wikipedia/團琢磨

 

 

 

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