石巻市の現状の巻。 | ワイヤーママ秋田代表のカズ菌の感謝ブログ

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カズ菌という1つのウィルスが、日々の皆様に感謝をする物語のような
日記なのである。そんなにいいことも書いていないが、そんなに悪い
ことも書いていないような気がする。ここまで読んでくれた人に
まず感謝!!

先日石巻に行ってきた写真を公開します。
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想像以上じゃないですか?まだ、電気は止まっていて信号は動かず、現地は重油の油の臭いと火災が起きた臭いと不謹慎かもしれないけど、腐敗した臭い。想像できますか?

いくつかの避難所を回りました。行った先々にはたくさんの避難所がいました。ストレスがたまり喧嘩をする若人。車で寝泊まりする夫婦。体育館で咳き込むお年寄り。この人たちはみんな今月の半ばには避難所をでないといけないみたいです。

食べ物は想像以上にあふれ、余っている状態。物資を持って行った自分たちが物資をもらってくる始末。情けない。


各避難所には子供たちはいなく、実際、ミルクやオムツは余っている状態。子供たちはどこへ行ったのだろう。避難所では物資を受け取ってはいただけなかった。


でも、皆さんから集めた物資を届ける任務を放棄したくはなく探しました。

石巻では保育を始めている保育園とこれから始めるために準備をしている保育園がありました。知らない土地で探しました。一歩間違うと荒れ果てた別世界の場所にいき、また一歩間違うとどうやって生きていけばいいのかを考えている避難民の場所。結構苦しかった。

でも、探し当てた二カ所の保育園のみなさまはとても明るく、快く受け取ってくれました。どこの避難所で受け入れてはくれなかったミルクやオムツ。そして、秋田のママさんたちからいただいたたくさんの子供服やマタニティ服。涙を流しながらもらってくれました。

行政ではわからない心の叫び。物を与えてればいいという考え。間違いではないけど、保育園の先生たちはこれから始まる保育園で実際に足りていない。なければ困る。というものの物資を受けていない。その現実と戦いながら復旧するように頑張ってました。もう涙もんすよ。保育園の一階は浸水し、物は流され自分の命も危ない状況で子供たちをまもり、また働きたい。また、復旧して子供たちの笑顔をみたいと願っている保育園に届けれたことは本当に良かったと感じております。


自分はこの保育園にバルーンアートをしに、笑顔を見に行きたいと思っております。


秋田のたくさんの物資を届けてくれたママさん。徳島で一生懸命動いてくれたワイヤーのみなさんはじめ、物資をとどけてくれたみなさん。自分のとった行動で良かったでしょうか?みなさんからいただいた物資はちゃんと渡しましたよ。物が余っている避難所に物資を届けるより本当に困っている。必要としてくれていて、ほしがっている人に渡したい。自分はそう思って行動しました。


行政が思っている以上に困っている人は多いです。物資をわたす。届けることがすべてではありません。忘れないでください。困っているひとがいることを。

偉そうなに言ってしまいすいません。自分がおもった率直な思いを言わせていただきました。