2024年5月31日(金)13時26分頃に、当社ウォレットからビットコイン(BTC)の不正流出を検知しました。
■暗号資産の流出状況について
当社ウォレットより、不正流出したビットコイン(BTC)の数量は、4,502.9BTC(約482億円相当)と判明いたしました。
■お客様の預りビットコイン(BTC)について
お客様の預りビットコイン(BTC)全量については、流出相当分のBTCを、グループ会社からの支援のもと調達を行い、全額保証いたしますのでご安心ください。
被害状況の詳細は引き続き調査中となりますが、現段階で判明しているものは下記の通りです。また、不正流出への対策はすでに行いましたが、追加の安全確保を行うべく一部サービスの利用制限を実施いたしました。
お客様にはご不便をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。
DMMビットコインとは
DMMビットコインのホームページによりますと、この会社が設立されたのは2016年11月で、2017年3月に暗号資産の取引所を開設しました。
そして同じ年の12月に関東財務局から暗号資産の交換業者として登録を受けていまの社名に変更。
2018年1月から暗号資産の交換業を始めました。
DMMビットコインは、動画配信やゲーム、金融など幅広い事業を手がけるDMM.comのグループ会社で、本店は東京・中央区の日本橋にあります。
2023/3決算
去年3月末の時点で役員4人を含め従業員の総数は62人だということです。
会社の財務データによりますと、去年3月末の時点で会社の資産のうち暗号資産の評価額は331億5900万円あまりで、このうち預託者から預かっている暗号資産は310億4700万円あまりとなります。
DMMビットコインの去年3月期の決算では最終損益が15億3600万円あまりの赤字となっています。
過去の流出事件は?
暗号資産の流出は、これまでもたびたび起きています。
2014年には、大手の取引所だった「マウントゴックス」で、当時のレートでおよそ470億円に相当するビットコインが失われ、「マウントゴックス」はこれをきっかけに経営破綻しました。
また2018年には大手の取引所「コインチェック」が不正なアクセスを受けて580億円相当のNEMが流出しました。
2019年にも「ビットポイントジャパン」で32億円相当の暗号資産が流出しています。
こうした問題を受けて、金融庁では利用者保護のため取引所などに対する監督を強化してきたほか、交換会社でつくる業界団体も内部管理態勢の整備などを進めていました。
2023/3/31現在
ビットコイン371万円
資産330億円
預かり資産310億円
従業員62名
業績は15億円の赤字
2024/3/31現在
ビットコイン1,061万円
1年前よりも2.8倍
単純計算で約3倍として
資産は約1,000億円流出したのは482億円ほぼビットコイン全部盗まれた残り半分はアルトコインか?
なんか凄いニュース?