こんにちは❗️

Flexible Perfect Body協会 代表の安藤一樹です。

 

 

 

今回は、症例報告をしていきます。



症例紹介

60歳代男性 Hさん

両足関節骨折・左大腿骨転子部骨折・仙骨骨折


左大腿部(外側・内側・大腿直筋)の痛み荷重時NRS7


左中殿筋MMT2

車椅子自走レベル→一本杖歩行



治療とその反応:

外側広筋・大腿直筋・右中殿筋後部線維、梨状筋のリリースを実施後、階段昇降が、2足一段で可能となった。



※リリーブは、当協会独自のリリース方法です。



※筋硬結は、筋繊維の一部分が収縮状態から戻れなくなったポイントです。


筋硬結が出現すると、その部位は、常に収縮状態となり、硬まってしまいます。



今回は、中殿筋後部線維に着目してお話ししていきます。




図.中殿筋後部線維

引用元:ヒューマンアナトミーアトラス


本症例は、手術時に中殿筋を切開しているため、著しい筋力低下があります。


その原因としては、術創部の滑走不全や筋スパズム、筋膜の癒着などが考えられますが、リリーブは、そのどれに対しても効果を発揮します。




そのため、中殿筋とその周囲組織をリリーブすることで、術創部の滑走不全、筋スパズム、筋膜の癒着が改善されたことによって、左下肢の支持性が向上して、2足一段での階段昇降が可能となりました。





本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました❗️


 

 

 

 

 

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