こんにちは❗️

Flexible Perfect Body協会 代表の安藤一樹です。

 

 

 

今回は、症例報告をしていきます。

 



症例紹介

脳卒中片麻痺90歳代女性Sさん


ブルンストロームステージ上肢Ⅴ、手指Ⅴ、下肢Ⅳ


車椅子介助レベル。

四点杖歩行練習中。四点杖歩行軽介助20m可能

→治療後は、4点杖歩行軽介助30mが可能となった。



治療とその反応:

腸骨筋、大腿四頭筋、中殿筋、前脛骨筋、下腿三頭筋等の、下肢のリリーブを実施。


※リリーブは、当協会独自のリリース方法です。


 


筋硬結は、筋繊維の一部分が収縮状態から戻れなくなったポイントです。



そのため、筋硬結が出現すると、その部位は、常に収縮状態となり、硬まってしまいます。



本症例では、左足底のクリアランスが低下しており、左下肢が引っかかってしまうことで、歩行の安定性が低下していました。




しかし、前脛骨筋を中心とした下肢のリリーブを実施することで、足関節背屈が可能となり、遊脚中期での足趾の引っかかりが無くなりました。




図.前脛骨筋

引用元:ヒューマンアナトミーアトラス



このように、遊脚中期に足趾が引っかかってしまう場合には、前脛骨筋のリリーブが有効です。



本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました❗️


 

 

 

 

 

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