こんにちは❗️
Flexible Perfect Body協会 代表の安藤一樹です。
今回は、症例報告をしていきます。
症例紹介:
80歳代女性Mさん
右大腿骨頸部骨折術後(ピンニング)
独歩自立
階段昇降は、手すりを用いて2足1段にて可能。
治療内容と反応:
大腿四頭筋・前脛骨筋、中殿筋、外旋筋群のリリーブを実施した。
フリーハンドでの2足1段階段昇降が、自立レベルになった。
本症例は、大腿四頭筋・前脛骨筋、中殿筋、外旋筋群に筋硬結が出来ていました。
筋硬結は、筋の一部分が収縮状態から戻れなくなったポイントです。
そのため、筋硬結が出来ると、その部分の収縮・弛緩が出来なくなるため、筋出力の低下や運動のぎこちなさ(協調運動障害)が生じます。
そうなると、階段昇降も不安定になります。
そこで、下肢の筋群のリリーブによって、筋硬結を改善したことで、その部分の収縮・弛緩が出来るようになり、筋出力の向上や運動のスムーズさ(協調運動)が向上し、階段昇降が、フリーハンドにて可能となりました。
このように、下肢の筋群に対するリリーブは、階段昇降の能力向上に効果を発揮します。
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました❗️
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