こんにちは❗️
Flexible Perfect Body協会 代表の安藤一樹です。
今回は、症例報告をしていきます。
症例紹介:
Kさん 70歳代 男性 脳卒中左片麻痺
Brs上肢Ⅵ、手指Ⅵ、下肢Ⅴ
両膝OA(右膝痛あり)
キャスター歩行器歩行見守り。
また、両肩の夜間痛あり。
痛みで目が覚めてしまい、ひどい時は、21時就寝〜6時起床の中で、0時と3時に目を覚まし、3時以降寝られなくなる。
治療内容と反応:
就寝時、両肩〜上腕の下にタオルを敷いて、大胸筋、小胸筋、三角筋前部・中部繊維の過緊張が軽減するようにポジショニングを指導した。
指導後は、
「痛みが軽減して、前よりも夜寝られるようになった」
「起きる回数が減った」との反応あり。
本症例は、上腕骨頭が前方偏位+内旋しており、背臥位で寝た際に、ベッドから肩が浮いてしまっていました。
そのため、大胸筋、小胸筋、三角筋前部・中部繊維が常に過緊張状態を強いられていました。
そこで、
肩〜上腕の下にタオルを敷くことで、ベットと肩の間の隙間を埋めて、接地面を増やしたことで、大胸筋、小胸筋、三角筋前部・中部繊維が過緊張状態から解放されて、夜間痛が減ったと考えられます。
このように、肩関節周囲炎などで、夜間痛がある患者さんに対して、肩周囲間の過緊張状態を改善するために、タオルを敷いてリラックス出来るポジションを作ってみて下さい。
それだけで、夜間痛は軽減します。
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました❗️
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