資産形成ステップ9
真っ先に削るべき支出とは?
多くの人が勘違いしていますが、支出で真っ先に削るべきは
食費や生活用品ではありません。極端に言えば、生活費の節約を語る人の
99%は無視して下さい。彼らの主張は小手先の対策であり、
問題の本質にはアプローチしていません。
こうした意見に振り回される必要はありません。
削るべきは圧倒的に固定費になります。
固定費を削るための2ステップ
固定費を削減するためのステップは2つあります。
ステップ1:本当に必要なのかを吟味する
スマートフォン、電気、水、ガス、インターネットなど、
生活に欠かせないものは削るべきではありません。
しかし、他には何があるでしょうか?
審査対象になるのは、賃貸の住居、車、駐車場、TV、Netflix、
YouTubeプレミアム、オンラインサロン、ファンクラブ、メルマガなど、
使っていなくても支出しているものです。
ここでのシンプルな解決方法は、疑問が浮かんだものは一旦やめてみて、
本当に必要なら再契約するという手法です。
これによって無駄な支出を削減し、人生の楽しみを犠牲にしない節約が可能です。
ステップ2:代替案を探す
次のステップでは、代替案を探します。
例えば、電気については、契約会社を変更しても質は変わりません。
楽天カードを使っている方には、楽天でんき・楽天ガスを推奨します。
電気代の節約に加え、ポイント還元や楽天市場での還元率も上がるため、
損をする可能性は低いです。
このように、単に支出をゼロにするのではなく、安いものに切り替えることを
検討しましょう。
固定費の具体的な見直しポイント
①賃貸
高い家賃の家に住むメリットがどこまであるのか、
安くても重要な条件を満たせる物件はないかを検討しましょう。
会社勤めの方にとって、通勤時間は短ければ短いほど良いです。
家賃を下げるために遠くに住むことは推奨しません。
ただし、在宅勤務が基本で、通勤回数が非常に少ない場合は、田舎で家賃も生活費も安く、自然に近い場所で暮らすことをおすすめします。
②車、駐車場
車を所有する必要があるのか、カーシェアリングやタイムズなどの
代替手段が現実的かを検討してください。
③TV、Netflixなど
その契約が本当に必要かを見直しましょう。例えば、アニメやドラマだけを
視聴する場合、Amazonプライムベースでの追加有料チャンネルの方が
安価に済むことがあります。
④YouTubeプレミアム、オンラインサロン、ファンクラブ、メルマガ
これらの契約の存在意義を考え、その継続が最適かどうかを判断しましょう。
人生の楽しみに寄与する部分が大きいので難しいですが、私の例を挙げると、YouTubeプレミアムは便利ですが、お金と時間の投資としての価値を考え、
バックグラウンド再生が必要な場合は他のサービスを利用することで削減しました。音楽が必要な場合はAmazonプライムを活用することも一つの方法です。
固定費の見直しは、無駄な支出を減らすことで生活の質を落とさずに行うことが重要です。これらの方法を参考に、賢く倹約を進めてください。
参考事例
筆者が契約しているもの:
・賃貸
その地域の需要の穴を探して、良い条件で部屋を見つけることが重要です。
例えば、単身者が多い地域では、単身向けの部屋は人気が高く、
家賃も高めになります。
しかし、ファミリー層は戸建て住宅・ファミリータイプマンションに
移り住むことが多いため、ファミリー向けの賃貸物件は空きが増える場合が
存在します。
私の契約した部屋は、築30年近いアパートでしたが、キッチン、トイレ、
独立洗面台が新品で、3DK、50㎡以上の条件を満たしていました。
家賃は相場の50〜60%で借りることができました。
このように、不動産もその土地にあった対応をすることで
安く借りれることがあります。
・楽天銀行
メイン口座として利用し、楽天証券とマネーブリッジすることで
金利0.1%(300万円まで)を得られます。
また楽天カードからの引き落とし設定で楽天市場の還元率もアップします。
・楽天カード
年会費無料のカードで、1%の還元率があります。
楽天市場での還元率もアップします。
・楽天証券
筆者の資金の90%以上は楽天証券にあります。
個人的にはSBI証券よりも使いやすく、楽天ユーザーにとっては最適な選択です。
ポイントを活用すれば、楽天市場での還元率もアップします。
・楽天モバイル
安価で、つながらないことはほぼありません。
家にWi-Fiがあれば、ほとんど困ることはありません。
・楽天ひかり
ポイント還元があり、契約すれば楽天市場での還元率もアップします。
楽天ユーザーであれば、この選択は非常にメリットがあります。
・楽天でんき
変動はありますが、電気料金はおそらく安価です。
ポイント還元があり、楽天市場での還元率もアップするため、
楽天ユーザーにとってはメリットが十分です。
・Dラボ(DaiGo、料理、パレオチャンネル、AI)
有効な知識を効率的に取得できるサービスです。
根拠のリサーチや学術論文の確認などの手間を省くことができ、
有用な知識を得られます。また、生活アイテムの選別も行ってくれるため、
無駄な買い物や商品を探す時間が大幅に削減されます。
・DXモバイル(Wi-Fi、海外も使用可)
猫の保護を目的としたサービスの方針に賛同し、契約しました。
海外でも使用できるポケットWi-Fiで、仕事など様々な場面で持ち歩ける
メリットがあります。
・Amazonプライム
楽天市場では安価な生活用品の購入が難しいため、
Amazonの配達無料サービスが有用です。
プライムビデオやプライムミュージックも優秀なため、継続しています。
解約したサービス
・Zoom、Google Workplace
Microsoftの使い慣れているものが楽だったため。
・DAZN
見たい試合が他媒体で視聴可能になったため、必要に応じて再契約予定。