■2015年7月27日。
JR浦和駅の朝5時20分のホームにて、私は電車を待っていた。
目の前には一人の女性。
電車がくるまでの数分の出来事である。
天空より舞い降りしカナブンがボブの女性の髪にとまったのである!
違和感に気づいた女性は髪を振り乱し、危機は去ったと思ったのであろう・・・
しかしカナブンはいまだ彼女の髪についていたのだ。
女の子の髪にカナブン。
そう思った瞬間に私は女性に声をかけていた。
「虫ついてますね。取りましょうか・・・」
取りましょうか?と疑問系なのに、私は勝手にカナブンをとってしまった。
時間にすると2秒ほどの早技である。
取ったカナブンを地面に放り投げると、羽を出して遠くに飛んでいった。
カナ子 「ありがとうございます。」
女性はお礼を言った。
きっと物語ならここから恋に落ちて!?
みたいな事もあるのだろう。
しかしこれは現実である。
私はこの女性の顔すらまともに見ないまま、同じ電車にのり、1駅隣で降りたのである。
そんな夏の朝であった。
さて、話は変わって、去年の11月に追突事故にあい車は廃車。
その後しばらく車にはふれない日々が続き、今月また購入した。
そして、去年友達と釣りにいった際に、鯉釣り初期から使っていた、SZMのエンジョイスピン2のセットもなくしてしまっていたのである。
という事で、新しい竿とリールを購入。
■竿 SZM TELE SEA BASS 240
グラスが40%ほどはいっていて粘り強いので、大物にも対応。
■リール ダイワ リーガルX よく知らないが、未使用品でタックルベリーにおいてあった。
■糸 PE2号 150m
初期の鯉釣りから考えると格段の進歩であるが、もっと適当な装備でも1メートルの魚は釣れる。
とりあえずの試し釣り。
橋の下の涼しい場所が空いていた。
ここはニャンニャンパラダイスである!
釣りはじめると、足元に鯉が泳いできたので、餌をつけかえて一番手前に投入。
魚が丸見えなので、食べた瞬間に目視で合わせた。
ルアーの適合gは35gまでと書いてあったが、グラス40%配合の竿は粘り強く、特に問題はなさそうだ。
新しい道具で一発目の鯉。
60センチぐらい。