■2013年6月8日・9日 大潮
梅雨なのに雨は降らず、荒川の水は濁っている。
堰の下では大量の魚の死骸が浮いており、釣りをする気にはならない。
そこで、海よりに移動してみることにした。
こちらでも水は濁っているのだが、腐敗臭もなく、釣り人も多い。
水面には無数のベイトフィッシュ!
そして今日は大潮である。
釣れる!間違いなく!釣れる!
と思い込んで釣りを開始。
15時を過ぎ、潮がどんどん上がって荒川の水は逆流する。
小魚が跳ね、マルタが飛び、活性が上がる。
投げる!投げる!
ただひたすらにルアーを投げる!
投げる!投げる!
もう3時間投げた。
釣れない。
潮の流れが止まってくると、魚の活性も下がり、あんなに騒がしかった水面が静かになってしまう。
シーバスは周ってこないのだろうか・・・
巻いては投げ、巻いては投げ。
ピックアップ寸前、足元80センチの場所で、突然のバイト。
待望のバイト!
この距離はブラックバスだろうか?
ギュルルルルルー!
リールから勢いよく糸が出て行く!
スプールをハンドブレーキで押さえながらドラグを調整。
これは間違いない。
鯉かレンギョだ!(笑)
足元なので鯉が濃厚だろう。
上がってきたのはレンギョだった。
尻ビレのスレ。
ほんとの足元寸前までレンギョは来ているのだ。
9日、この日も大潮。
場所を少し移動して、初めての場所。
荒川は広いし、自転車ならどこでも入れる。
今回の場所は超大量のベイト!
そして捕食するバスの姿や、ニゴイに大鯉など、色んな魚がいる。
前日よりも濁りがきつい。
潮が上がれば多少よくなるだろうか・・・
色んな方向に投げる。
水面の動きを見ながら投げる。
投げる、投げる、釣れない。いつもどうり(笑)
なぜこんな釣れない釣りをするのか?
理由は・・・
釣れないからだろう。
釣れないから考えて工夫して、なんとかしようとやってみる。
夜行性だから夜もやってみる。
釣れないから夜遅くまでやってみる。
シーバスやるまで夜釣りなんかしたことなかった・・・
そしてたま~~に報われる。
新しいミノーでシーバスが釣れた。
足元のカーブポイントで食ってきた。
実績のあるルアーを調べて、魚の通る場所を調べて、色々やってたまに釣れる。
全く釣れないわけじゃないから続けてしまう。
次に釣れるのはいつになるだろうか・・・