■2013年2月11日 晴れ 強風
強烈な北風。釣り人は寒さを凌げるポイントに集まっている。
久しぶりにヘラ釣り!なんて思ってきてみても、誰も竿を絞っていない。
水温低下、風、流れに悩まされながらの釣りは見るからにしんどそうだったので、お手軽鯉釣りに変更した。
誰もいないポイントは強風直撃!
かなり着込んでみたけど冷える冷える・・久しぶりの水面は寒いものだ。
ずっと左のポイントに鯉師がいるが、ぶっこみでの中央狙いは不発の模様。
これはヘチでも釣れない予感・・・わくわく感ゼロの釣りなんてしなきゃーいいのに、でもなぜか道具を出してしまう。
本日、コイルザマンさんの過去日記をたまたま見ていたら、夏場の記事にこう書いてあった。
暑くてギブアップです。
パラソル無しで、やってるのでとにかく暑いです。
冷却タオルに何度、水をかけた事でしょう。
じゃあ、行くな。って話なんですが、
それでも何故か行ってしまうんです・・・。
分かる・・・この感覚。
釣り人あるある。
あまりにも寒いので、そんな事を考えつつ、リール竿に浮子をつけて、餌はグルテンα21でスタート。
この時期の釣りは当然のように反応が非常に薄い。
夏場、あんなに群がっていた小魚はどこかに消えてしまい、浮子に生体反応はない。
1投・・
2投・・
3投・・
寒すぎる><
鼻水が出てきた。
4投・・
5投・・
浮子が動いた!
すかさず合わせる。
グーーー・・・ギギギギギギ
20分ぐらいで鯉ヒット!
やたら重くて鈍い動きだ。
1分ぐらいしたら針がはずれてウロコが・・・
スレだったようだ。
この寒さでのバラシとか絶望すぎる。
一瞬心が折れた・・・
あまり暴れなかったので、まだ群れがいるかもしれない。
とても薄い紙のようなペラペラの期待にしがみついて、続行してみる。
6投・・
7投・・
8投・・
やっぱりいないようだ。
9投・・
グルテンをつける時に水を触ると、恐ろしく冷たい。
水の分量適当にやったらガチガチの団子状態だし・・
あっ!
浮子が消しこんだ!
ギュルルルルー!
勢い良く糸が出て行く。
水温が低いのに素晴らしい走りだ!
このコンディションでこんな魚が来ちゃうから釣りは面白い。
ずっしりと重い手ごたえに、力強い引き。
これぞ鯉釣りっていう一本。
途中から急にスタミナが切れて5分ぐらいでネットイン。
早く釣れるとお約束みたいに陸地で暴れる暴れる・・・
泥んこになってしまったので水をかけてから撮影。
スマホだと汚れた手での撮影は困難。
そして、久しぶりの鯉はネットネト!